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韓国の輸出、今年「夢の1兆ドル」の可能性も…中米独に次ぐ世界4位の見通し

登録:2026-07-02 06:20 修正:2026-07-02 08:24
1日、雨が降るなか霞んで見える釜山港・神仙台埠頭の様/聯合ニュース

 韓国の6月の輸出額が史上初めて1000億ドルの大台を突破したのは、サムスン電子やSKハイニックスなど国内の半導体企業のメモリ輸出が過去最高水準の好調ぶりを見せているためと分析される。半導体がけん引し、造船やスマートフォンなどが後押しする形で、今年の韓国の輸出額が1兆ドルを超え、中国、米国、ドイツに次ぐ世界4位に浮上する可能性があるとみられている。

 産業通商部が1日に発表した資料によると、先月の半導体輸出額は前年同月に比べ199.5%増の448億2000万ドルとなり、6月の総輸出額(1022億5000万ドル)の43.8%を占めた。半導体の輸出額が月間400億ドルを超えたのは今回が初めて。世界的な人工知能(AI)投資ブームにより、DRAM(DDR5 16GB)の企業間取引価格(固定価格)が、3月の31ドルから6月には40ドルへと急騰し、輸出額を押し上げた。

 さらに、先月は主力輸出品目20品目のうち、半導体を含む18品目の輸出額が増加した。半導体の輸出増加傾向が極めて顕著ではあるが、他の品目もバランスの取れた成長を見せている。

 コンピュータの輸出は、ビッグテック(巨大テクノロジー企業)によるAIインフラ投資の拡大により308.8%急増し、スマートフォンなどの無線通信機器(51.9%)、自動車(5.8%)、石油製品(49.8%)、石油化学製品(18.8%)、船舶(12.9%)、鉄鋼(9.6%)なども一斉に輸出が増加した。地域別では、対中国輸出が半導体を中心に92.1%増の200億3000万ドルを記録した。対米輸出も200億2000万ドルで78.6%増加し、対中・対米輸出ともに著しい増加傾向を示した。

 6月の輸入額(661億ドル)も原油価格上昇の影響で30.1%増加したが、輸出の増加幅がはるかに大きかったため、先月の貿易収支(輸出額-輸入額)は初めて300億ドルを突破し、361億5000万ドルの黒字を記録した。今年上半期(1〜6月)の累計輸出額と輸入額もそれぞれ4967億ドル、3584億ドルとなり、同期間の貿易収支は前年に比べ1109億ドル増えた1383億ドルの黒字となった。

 韓国貿易協会のチャン・サンシク国際貿易通商研究院長は 「下半期は原油価格の下落により、石油および石油化学製品の輸出単価が低下し、輸出額が期待に及ばない可能性があるほか、欧州連合(EU)の鉄鋼無関税輸入割当(TRQ)の縮小、米国の関税強化など不確実性がある」としつつも、「通常、上半期より下半期の輸出額の方がやや多くなるため、今年は年間輸出額1兆ドルを達成する可能性もある」との見通しを示した。

パク・チョンオ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/1266294.html韓国語原文入力:2026-07-01 22:09
訳H.J

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