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半導体の力…韓国の貿易黒字、今年5月までで1019億ドルを記録し年間最大値を突破

登録:2026-06-02 06:10 修正:2026-06-02 08:47
釜山港の神仙台埠頭にコンテナが積み上げられている/聯合ニュース

 米国・イスラエルとイランの戦争の長期化局面にもかかわらず、韓国の先月の輸出は878億ドルに迫り、月間としては過去最高の実績を記録した。人工知能(AI)サーバーへの投資拡大により、半導体輸出が大幅に増加した影響だ。今年1〜5月の貿易収支の黒字は1000億ドルを超え、従来の年間最大黒字記録を塗り替えた。

 産業通商資源部が1日に発表した「5月の輸出入動向」によると、先月の輸出は昨年同月に比べ53.2%増の877億5000万ドルだった。3月の872億ドル、4月の859億ドルに続き、史上初めて3カ月連続で800億ドルを突破した。輸入は20.8%増の608億ドルで、貿易収支は269億5000万ドルの黒字を記録した。

 輸出をけん引したのは半導体だった。5月の半導体輸出は371億6000万ドルで、前年同月に比べ169.4%増となり、月間としては過去最高の実績を更新した。メモリ半導体の輸出は、DRAMとNANDの両方が大幅に増加し、321億ドルを記録した。産業部は、米国のビッグテック(巨大技術企業)による設備投資の増加により、メモリの固定価格の上昇傾向が続いたと説明した。

 AIサーバーの需要は、他の情報技術(IT)品目の輸出も押し上げた。コンピューターの輸出は、AIサーバー用ストレージデバイス(SSD)の需要増加により41億8000万ドルを記録し、290.7%増加した。無線通信機器とディスプレイの輸出も、それぞれ12.6%、9.4%増加した。

 一方、自動車の輸出は減少した。先月の自動車輸出は58億3000万ドルで、前年同月に比べ5.9%減となった。操業日数の減少や国内の火災による一部自動車部品の供給支障、米・イスラエル対イラン戦争による物流の混乱、米国の関税措置の影響による現地生産の拡大などが重なった結果だ。

 石油製品の輸出は52億5000万ドルで、46.6%増加した。ただし、原油価格の上昇により輸出単価が高くなった影響が大きく、数量は23.8%減少した。輸出規制措置が施行されているガソリン、軽油、灯油の輸出数量は、それぞれ31.1%、24.3%、99.9%減少した。石油化学製品の輸出は37億ドルで11.1%増加したが、内需供給を優先したため、輸出量は25.5%減少した。

 地域別では、9大主要輸出先のうち7カ所で輸出が増加した。中国と米国への輸出は半導体の好調に支えられ、それぞれ189億ドル(80.9%増)、159億7000万ドル(59.1%増)を記録した。中東への輸出は、戦争による物流の混乱の影響で12億7000万ドルにとどまり、7.7%減少した。

 輸入は原油高の影響で増加した。先月のエネルギー輸入は117億5000万ドルで、15.9%増加した。原油輸入の場合、数量は減少したものの、輸入単価の上昇により25%増の85億ドルを記録した。それでも輸出の増加幅の方が大きかったため、先月の貿易収支は前年同月に比べ20億3000万ドル増の26億9500万ドルの黒字となった。今年1〜5月の累積貿易収支は1019億1000万ドルの黒字となり、従来の年間最大黒字だった2017年の952億ドルを上回った。

 キム・ジョングァン産業部長官は、「中東戦争による原油価格の上昇などで輸入が増加したにもかかわらず、半導体を中心とした情報技術品目や化粧品・農水産食品など有望な消費財品目が好調な実績を示し、輸出がより高い増加率を記録した」と評価した。ただし、「中東戦争の終戦の行方や、米国の関税、欧州連合(EU)の鉄鋼低率関税割当(TRQ)など、通商環境の不確実性は残っている」とし、「原油・ナフサなど主要輸入原材料の安定的な導入およびサプライチェーンの点検を通じて、企業の生産と輸出活動を積極的に支援していく」と述べた。

ユ・ハヨン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/1261304.html韓国語原文入力:2026-06-01 18:49
訳H.J

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