韓国で看護将校が日課時間中に承認なく勤務地を離れ、防弾少年団(BTS)のジン(JIN)が勤務する部隊を訪ねていたことがわかり、軍当局が調査している。
19日の軍当局の説明によると、今年1月中旬、京畿道漣川郡(ヨンチョングン)のある陸軍部隊所属の看護将校が自分の車を利用してジンの服務中の新兵教育大隊を訪れた。この将校とジンが勤務する部隊は所属師団が異なり、車で30分の距離がある。
軍当局は、1月にこの将校が承認もなく勤務時間に他の部隊を訪問したことを、3月の監察調査を通じて確認した。当時、ジンが勤務する新兵教育大隊の医務室では将兵たちに流行性出血熱の予防接種を実施していたという。
この将校は、ジンの勤務する部隊の看護将校とのつながりを利用してジンに予防接種を行なったという疑惑も出ている。軍関係者は「当将校がジンに実際に会ったのか、予防接種を行なったのかは確認中」と述べた。調査を受けた際、当将校はジンに予防接種を行っていないと主張したという。ジンが勤務する部隊の看護将校との関係を利用したという疑惑も確認されていないという。
軍当局は詳しい経緯を把握し、当将校に対し法と規定に則って後続措置を取る方針だ。軍刑法上、無断離脱罪は1年以下の懲役や禁錮または300万ウォン以下の罰金に処することになる。無断離脱罪は許可なく勤務場所または指定場所を一時的に離脱するか、または指定した時間までに指定した場所に到着できなかった場合に適用される。