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過去2番目に暑かった昨年、CO2濃度大幅に増えた

登録:2020-09-18 06:19 修正:2020-09-18 08:02
忠清南道泰安郡安眠島にある気象庁の気候変動監視所=気象庁提供//ハンギョレ新聞社

 昨年、朝鮮半島の二酸化炭素(CO2)濃度の増加傾向が特に著しかったことが分かった。昨年が過去2番目に熱い暑い年だったためだが、今年は昨年より暑くなる見通しで、今年も温室効果ガスの増加傾向が続くものと予想される。

 気象庁国立気象科学院は17日に発表した「2019地球大気監視報告書」で、「昨年、安眠島(アンミョンド)気候変動監視所で測定された二酸化炭素の年平均濃度が2018年より2.7ppm(百万分率)増加した417.9ppmと集計された」と発表した。これは過去10年間の年平均増加率2.4ppmより0.3ppm多く、それだけ昨年の二酸化炭素の増加が大きかったことになる。メタンや亜酸化窒素、六フッ化硫黄など、ほかの温室効果ガスも同様の傾向を示した。

 気象庁が運営する気候変動監視所は、西海の安眠島や東海の鬱陵島(ウルルンド)、南海の高山(コサン、済州)の3カ所に設置されているが、1999年以降観測資料を保有し、最も歴史の長い安眠島の監視所が朝鮮半島の代表観測所の役割を果たしている。気象庁は昨年、朝鮮半島の温室効果ガス濃度の増加率が高かった理由として「世界的な高温現象が発生し、海洋と土壌の有機生物活動から温室効果ガスの排出が多くなったため」と分析した。

 昨年、世界の平均気温は2016年に続き2番目に高く、韓国も昨年の年平均気温が平年より1度高く、2016年に続き2番目に高かった。今年1~8月の平均気温が昨年より高く、2016年に続き2番目に高かった。このため、今年も二酸化炭素濃度増加率が平年より大きく上昇する見通しだ。

年平均二酸化炭素濃度変化傾向。青線が安眠島、赤線が高山、緑線が鬱陵島、黒線が全地区=気象庁国立気象科学院提供//ハンギョレ新聞社

 一方、安眠島で測定した粒子状物質(PM10)の年平均値は2018年まで概ね減少する傾向を見せたが、昨年は1平方メートル当たり39マイクログラムに大きく増加した。これはこの10年間、平均より8.3%も増加したものだ。気象庁は「強かった冬季北西季節風が昨年はやや弱まり、エアロゾル現象日数が大きく増加したのが原因と判断される」と発表した。

イ・グニョン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/society/environment/962501.html韓国語原文入力:2020-09-18 02:33
訳H.J

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