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再び10%台に…“ファン・ギョアン体制”以前に戻った自由韓国党の支持率

登録:2019-08-09 20:54 修正:2019-08-10 07:04
自由韓国党のナ・ギョンウォン院内代表が9日午前、汝矣島の韓国取引所を訪問しKOSPI指数を見ている//ハンギョレ新聞社

 自由韓国党の支持率がファン・ギョアン党代表を選出した2・27全党大会直前時点に戻った。

 韓国ギャラップが6~8日に全国の成人1009人を対象に政党支持を聞いた結果(信頼水準95%・標本誤差±3.1ポイント)、共に民主党が41%、自由韓国党が18%を記録したと明らかにした。民主党は前週より1%上昇したが、韓国党は2%下落した。韓国党の支持率は2月2週(2月12~14日)調査以来の最低値だった。

 韓国ギャラップは「韓国党の支持率は5月2週の支持率と比較してみれば、50代の保守層と中道層、首都圏で大きく下落した」と分析した。50代の集団では、34%だった支持率が20%に急落し、保守層と中道層でそれぞれ55%と23%であった支持率が43%と12%になり、10ポイント以上下落した。首都圏の支持率(24%→10%台中盤)も似た様相だった。正義党の支持率は8%、正しい未来党6%、民主平和党1%、ウリ共和党1%の順だった。無党派層は26%だった。

 韓国ギャラップはこの日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の職務遂行評価も共に発表した。「よくやっている」という応答は47%で先週より1%ポイント下がり、「よくできていない」という応答は43%で前週より2ポイント上昇した。肯定評価の理由としては「外交をよくやっている」(40%)、「最善を尽くしている・一生懸命やっている」(10%)、「北朝鮮との関係改善」(7%)が挙げられた。否定評価の理由としては「経済・民生問題解決不足」(34%)、「外交問題」(21%)、「北朝鮮との関係に集中・親北朝鮮指向」(12%)の順だった。

 韓国ギャラップは、日本の経済報復に関連した外交対応を評価する回答が増え、北朝鮮関連の回答が減った点を挙げて「北朝鮮のミサイル発射よりも韓日紛争状況にもっと大きな関心が集まっていると見られる」と説明した。詳しい調査の概要と結果は、韓国ギャラップのホームページや中央選挙世論調査審議委員会のホームページを参照されたい。

キム・ミナ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/905163.html韓国語原文入力:2019-08-09 11:35
訳J.S

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