原文入力:2011/12/07 22:01(999字)
イ・ヒョンソプ記者
数百人 ワシントン議会デモ‘親庶民政策’発議 圧迫
"議会を取り戻そう。" (Take Back the Capitol)
各地の‘占領’デモが強制撤去で危機を迎えた間、米国、ワシントンの国会議事堂がまた別のデモ隊に占領された。‘議会を取り戻そう’デモ隊によるものだ。数百人のデモ隊は国会議事堂そばのナショナルモール広場に‘人民のキャンプ’という名前でテントを張り、その内 数十人は議会内に入り政治家との面談を要求し連座デモに突入した。
<ワシントン ポスト>などは7日、占領デモ隊とはまた別の組織のデモ隊がいわゆる‘議会取り戻し’デモに突入したと伝えた。彼らは議会が99%の一般市民でなく1%の金持ちだけを代弁しているとし、議会が再び国民の代弁者にならなければならないと主張している。
このデモは‘アメリカンドリーム運動’という団体が組織し、デモ隊は全国各地から集まった。一部労組員らもデモ隊に合流した。彼らは金融圏の貪欲を狙った占領デモ隊とは異なり、議会が働き口法案など‘親庶民’政策を出すように圧迫することを目標にしている。彼らは7日ロビー専門業者が立ち並び‘政治一番地’と呼ばれる‘Kストリート’で大規模デモを行うなど、今週を通して多様な活動を継続する予定だ。
議会に進入した10人余りのデモ隊はジョン ペイノ下院議長(共和党)の部屋の前で連座デモに入り、また別の20人余りは共和党院内総務のジョン カイルの部屋の前に席を占めた。デモ隊の1人であるジョン リートは<CNN>に「議員たちと話を交わすか、あるいは議会が完全に門を閉めるまではこの席を離れない」と話した。<CNN>は議会取り戻しデモ隊の年齢帯が、占領デモ隊よりははるかに高いと伝えた。一方テントを撤去されたニューヨーク、ロサンゼルスなど米国内25都市の占領デモ隊は差し押さえられた空き家の占領に乗り出した。デモの拠点を用意すると同時に銀行らの貪欲を告発する一石二鳥の効果を狙ったわけだ。 イ・ヒョンソプ記者 sublee@hani.co.kr
原文: 訳J.S