原文入力:2011/10/24 20:52(908字)
イ・ヒョンソプ記者
警察‘私有地保護’を理由にテント等 撤去
世界各国の資本主義心臓部を‘占領’するデモ隊の示威が長期化する中で相次ぎ警察によって解散させられたり逮捕される受難を体験している。警察がデモ隊の占領している私有地を保護するという名目で解散作戦を行いデモ隊と衝突するケースが大部分だ。
シカゴ グラント公園を占領していたデモ隊の内 130人余りは23日警察に逮捕された。 彼らは警察の退去命令を拒否し衝突を起こした。 オーストラリアではシドニーとメルボルンの占領デモ隊が警察によって解散させられる渦中に一部デモ隊と警察官が負傷した。シドニー警察はオーストラリア中央銀行(RBA)シドニー本店前マーティンプレイス広場にいたデモ隊200人余りを23日明け方5時に強制解散させた。この渦中に40人余りのデモ隊が連行された。 一部デモ隊は付近に散り街頭デモに出たりもしたと現地言論は伝えた。
英国、ロンドンのセントポール大聖堂は聖堂の西側に200ヶ余りのテントを張り占拠座り込みをしている占領デモ隊が安全を脅かすとし、去る21日から門を閉めた。セントポール大聖堂が門を閉めたのは第2次世界大戦以後 初めてだと英国<ガーディアン>は伝えた。 聖堂はデモ隊を退去させるために警察と緊急会談をする予定であり、退去の脅威が高まっている状況だ。一部デモ隊は聖堂の東側にあるピンズバリー広場にテントを移している。
相次ぐ衝突の根本原因はテントだ。警察は単純野宿占領は仕方ないが公園などにテントを張ることは不法だとし、撤去の動きを強化している。 だが、次第に寒くなる気候のためにスリーピングバッグだけで持ちこたえることが難しくなったデモ隊は継続的にテントを広めている傾向なので衝突はより一層広がるものと見られる。 イ・ヒョンソプ記者 sublee@hani.co.kr
原文: 訳J.S