原文入力:2009-03-04午前01:15:10
リュ・ジェフン記者
バラク・オバマ米国行政府は2日、韓-米自由貿易協定(FTA)再協議原則を明確に明らかにした。
米国貿易代表部はこの日議会に提出した‘貿易協定プログラムに関する大統領の2009貿易政策議題および2008例年報告書’で“韓国とコロンビアとの自由貿易協定を巡る問題に迅速且つ責任を持って対処し、公的利益を増進させるべくこれら協定の施行を再検討すること”として、再協議方針を公式に確認した。
貿易代表部は韓-米自由貿易協定など係留中の自由貿易協定に対処するために「議会と協議の下、行動計画を樹立中」と明らかにした。またパナマとの自由貿易協定は相対的にはやく処理すると明らかにした反面、「韓国・コロンビアと自由貿易協定の進展のために基準(ベンチマーク)をたてていく計画」として処理可否に対して曖昧に言及した。
貿易代表部はまたオバマ行政府の貿易政策の基準として△国際規定を遵守するが米国労働者と企業に帰る恩恵が曖昧な不公正交渉は修正△労働者の権利保障など社会的責任性と政治的透明性の確保△新しいエネルギー・環境政策に符合すること△必要な場合、既存自由貿易・両者協定再協議などの原則を明らかにした。これを土台に「米国と貿易相手国の利益を適切に進展させるのかどうかについて」世論収斂作業を始めると強調した。
貿易代表部はカナダ・メキシコとの北米自由貿易協定(ナフタ)も貿易に逆効果を与えていないが改善する方法に対して両国と協力すると明らかにし、発効中の協定も修正または再協議の例外となれないことを明確にした。
今回の報告書はオバマ行政府の通商政策に対して初めて包括的なビジョンを提示したものだ。しかしまだ曖昧な部分も多く韓-米自由貿易協定再協議要求が具体化されるまでは時間がかかるものと見られる。
ワシントン/リュ・ジェフン特派員hoonie@hani.co.kr