原文入力:2011-05-26午後06:03:50(1184字)
キム・ドヒョン記者
←山本太郎. 出処:山本太郎ホームページ
日本の有名俳優が3・11大地震以後、反原発デモに積極的に参加しツイッターを通じて原子力発電所の廃棄を訴え、今年の夏に放映されるドラマのキャスティングから外されたと発表され日本国内で論難が起きている。
50編余りのドラマと映画に出演した山本太郎(36)は25日夜、自身のツイッターに自身の原発発言が問題になりキャスティングが取り消されたと明らかにした。彼はツイッターで「今日マネジャーからメールがきた。‘7月8日に予定されていたドラマが原発発言で問題になりました’という。(マネジャーが)私をキャスティングするためにずっと追いかけてきた企画であったのに申し訳ない」と話した。
彼は26日朝にも「抗議するからテレビ放送局とプロデューサーを教えてくれ、等々激励感謝! 切られたドラマとはいえ現場に迷惑をかけることはできないので、話すことはできない」としつつ「一介の俳優の顛末の類は大したことではない。そんなことより皆さんの正義感あふれるエネルギーを脱原発へ! 皆で日本崩壊を食い止めよう」と訴えた。
日本人ツイッター利用者@huromuは「皆が自身の意見を言えばひとりだけが排除されるなど汚いことは起きようがない」として「自分だけが重要だという考えを捨てなければ日本には未来がない」と日本社会の雰囲気を批判した。
山本は先月10日、東京高円寺周辺で1万5000人が参加した最大規模の反原発デモ‘高円寺原発ストップ’に参加しツイッターを通じてデモ状況をリアルタイムで中継することもした。続けて大阪、中之島公園で開かれたデモにウルトラマンの服を着て参加したと知られた。彼はこの時「原発は必要ない。子供たちを守れ。野菜を食べたい。水を飲みたい」と叫んだと日本専門メディア<JPニュース>が伝えた。
こういう積極的な反原発デモ参加で彼は「お前は日本国民でない。日本を去れ」という脅迫を受けたりもしたと伝えられた。
彼は韓国とも縁がある。2002年ヤン・ソギル監督原作の在日韓国人2世をテーマにした韓日合同製作映画<夜を賭けて>で主人公キム義父役を担った。2004年ソン・ヘソン監督の韓-日合作映画<力道山>に出演することもした。
2008年7月20日<読売テレビ>の娯楽番組に出演しては「竹島(独島の日本式表記)を韓国に上げてしまうのが良い」と発言し日本で大きな波紋を呼び起こした後、謝った。
キム・ドヒョン先任記者/ツイッター@aip209
原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/479885.html 訳J.S