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ビンラディンの呪い? 米安保‘坐不安席(※不安でじっとしていられない)’

https://www.hani.co.kr/arti/international/america/477124.html

原文入力:2011-05-09午後09:18:03(1082字)
トイレでメモ一枚発見するなり
国内線航空機 非常着陸騒動
"列車も搭乗禁止名簿を作ろう"

クォン・テホ記者

オサマ ビンラディン射殺以後、米国の安保脅威に対する憂慮がむしろ拡大している。
空港と駅周辺では小銃を持った軍人と警察官らの警戒勤務が一層強化されている。 チャールズ シューマー(民主・ニューヨーク)上院議員は8日(現地時間)記者会見を行い、列車テロに備えて‘飛行禁止乗客名簿’のように‘列車搭乗禁止者名簿’を連邦政府が作らなければなければならないと主張した。ビンラディンが9・11 10周年を記念して米国本土での‘列車テロ’を計画していたという内容が公開されると、この間 飛行機に比べ相対的に保安が粗末だった列車保安に対する関心が高まったためだ。9・11以後、米国が取った飛行禁止名簿措置は名簿作成基準の秘密性と適用過程の問題などを巡り人権侵害という批判を受けもした。

この日、米国内線旅客機が運航途中に‘保安上の潜在的脅威’のために近隣空港に非常着陸する騒動が起きたのは、アルカイダの報復攻撃に対する米国の緊張状況を物語る。137人の乗客を乗せデトロイトから出発しサンディエゴに向かったデルタ航空所属1706便の機内トイレからおかしなメモが発見され、この飛行機は午前10時頃ニューメキシコ州、アルバカーキ空港に非常着陸した。連邦捜査局(FBI)要員が出動し乗務員と乗客に対する調査を終えた後、この日昼12時30分頃に再び離陸を許可した。連邦捜査局は‘メモ’内容に対しては明らかにしなかった。

先立ってジャネット ナポリターノ米国国土安保部長官は7日、アトランタ プレスクラブで「アルカイダやその支部、または、彼らの理念に感化された者が西側に攻撃を集中することは疑いの余地がない」として「これは我々がしっかり警戒しなければならないという意」と話した。

ビンラディンは米軍によって射殺される前、最後に録音した音声メッセージで「我々がパレスチナで安全に暮らせる時まで米国には安全を願うことはできないだろう」とし「お前たち(米国)がイスラエルを継続して支持する限り、お前たちに対する我々の攻撃も続くだろう」と威嚇した。ワシントン/クォン・テホ特派員 ho@hani.co.kr

原文: 訳J.S