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中国初の空母、試験運航 目前

原文入力:2011-04-01午後08:31:41(892字)
香港言論 "バリヤーク号 修理 終盤"

パク・ミンヒ記者

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中国初の航空母艦の試験運航が差し迫ったという便りが出てきた。
中国がウクライナから買い入れ遼寧省、大連で修理作業をしてきた旧ソ連時期の航空母艦バリヤーク号(左側写真)が修理作業をほぼ終え、まもなく試験運航に出るという便りと共に写真が<環球網> <ワンイ>等、中国インターネット サイト等に出回っている。写真を見れば航空母艦上部の作業台がすでにと整えられるなど修理作業がほとんど仕上げ段階と見える。ちらちらとテスト用に使われるヘリコプター模型(右側)も置かれている。この航空母艦がまもなく試験運航に出るという推測が出てきていると香港<明報>も1日報道した。

中国は旧ソ連解体以後、ウクライナへ所有権が渡った後に退役したバリヤーク号を1998年に買い入れ中国初の航空母艦に改造してきた。バリヤーク号は6万t級の中型航空母艦であり、長さ304.5m、幅70mだ。

中国が共産党創党90周年記念日の来る7月1日頃、バリヤーク号を訓練・技術試験用として就役させるという観測も提起されている。南中国海と東中国海で中国が周辺国らと領有権紛争を行っている状況で、中国の航空母艦保有は緊張を高めさせる変数になるものと見られる。

中国人民解放軍はバリヤーク号と別に上海の造船所で自主技術で開発した航空母艦を建造中だと伝えられている。<サウスチャイナモーニングポスト>は「中国が2020年までにバリヤーク号と同等の大きさの自主開発航空母艦4隻を建造する計画であり、この内 2隻は2015年までに作るだろう」と報道したことがある。中国国防部が先月31日に発表した‘2011中国国防白書’は建造中の航空母艦については言及しなかった。 北京/パク・ミンヒ特派員 minggu@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/china/471036.html 訳J.S