原文入力:2011-02-28午後07:21:44(972字)
‘内需不振’国外市場に活路求め採用増
チョン・ナムグ記者
日本企業が外国人職員の採用をますます活発化している。内需不振が長期化し、アジアを中心とする外国市場に活路を見出すための動きだ。
カジュアル衣類専門店ユニクロを経営するユニクロホールディングスは去る25日 「外国進出を加速化するため2012年春採用予定者数を今春の1000人より30%多い1300人に増やすことにした」とし「この内 80%にあたる1050人は外国人から選ぶ」と明らかにした。ユニクロは今年の大卒新入社員選抜では600人の内300人を外国人から選ぶと明らかにした経緯がある。
食品会社の味の素は最近発表した‘今後3年間の中期経営計画’で新入社員の内 外国人比率を10%に引き上げると明らかにした。流通大企業のイオンも今後3年間 国内外で1万人を採用し、この内 2500人を中国など外国に配置する計画とし、これに合わせ外国人採用を増やすことにしたと明らかにした。
日本に留学した外国人を採用し活用しようとする動きも以前より活発だ。パナソニックは昨年 大卒新入社員1250人の内 半分の750人を外国人から選び、今年は1390人中1100人をグローバル選考で選ぶと明らかにした。
大坪文雄社長は昨年、月刊<文芸春秋>7月号と行ったインタビューで 「国籍を問わず、日本に留学した外国人を積極的に採用する」として「これを通じて現在48%である海外売上比重を3年後に55%まで高める」と話した。
三菱電機は来年入社する新入社員採用の時、外国人留学生を今年より倍に増やし20人採用する計画だ。
日本企業らが採用する外国人は中国人が最も多いと伝えられた。<NHK>放送は 「国内で売上が大きく伸びる見通しがない状況だけに、アジアを中心とした外国での需要に足早く対処することに狙いがある」として「企業は現地法人の経営や店舗運営などを担当する外国人幹部の育成にも力を注いでいる」と伝えた。
東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr
原文: 訳J.S