原文入力:2011-02-27午後07:36:14(1173字)
中心街の各所に監視組 配置
外信記者らには取材警告も
パク・ミンヒ記者
27日、北京の中心街 王府井はものものしかった。
去る20日に続き、この日 中国25都市で2次‘ジャスミン デモ’を開こうという扇動文がインターネットに登場し、中国当局はデモを源泉封鎖するための鉄壁の保安作戦を展開した。王府井の入口から公安らが道行く人々を検問し、数歩間隔で警察官2~3人が監視組として配置されていた。特に集会場所として知らされた王府井マクドナルド前と店内、近隣の王府井書店などには数千名規模と思われる公安と私服警察官らがあちこちに布陣され常に状況を上に報告していた。加えて数多くの外信記者と休日を迎えて出てきた通行人が集まり、巨大な人波が集まった。だが、当局の鉄壁保安のためかデモの動きは見られなかった。
3日から開幕する中国の主要政治行事である両会(全人大・全協)を控え、2次デモの兆しが現れるや中国当局は外信記者らに異例の警告をするなど過敏反応を見せた。北京公安局は25~26日、北京駐在外国特派員らにいちいち電話をかけたり公安局に出てくるよう要求し「取材する時は中国の法律と法規を守らなければならない」と警告した。<ハンギョレ>特派員にも26日「25日<北京日報>に報道された内容と同じく取材する時に中国の法規を守らなければならない」と要求した。<北京日報>には外信記者がインタビューする時は、関連当局の許可を受けろ等の内容の短い記事が載せられた。
中国インターネットに上がったいわゆる‘ジャスミンデモ’扇動文が巧妙にデモを組織しようとする動きなのか、あるいは実体のないオンライン上の文なのかはまだ計りにくい状況だ。先週13都市で中国版‘ジャスミン革命’のための集会を開こうという匿名のオンライン文から始まった今回の事態は、去る20日北京、上海などで小規模デモの動きが現れ中国当局を緊張させた。だが、王府井は普段でもショッピングに出た数多くの人波と観光客で混みあう所であり、去る20日‘1次デモ’当時にも公安と私服警察、記者などが集まり、誰が本当にデモ隊なのか判別が難しい状況だった。
それにもかかわらず、公安当局が27日‘2次デモ’を遮断するため、100人余りの民主化人士らを連行・軟禁し、インターネット統制を強化し、外信記者を対象に警告したことは中国当局がインターネットの力とデモの可能性に対しどれほど焦っているかを示している。
北京/パク・ミンヒ特派員 minggu@hani.co.kr
原文: 訳J.S