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脳卒中が老人性疾患?

https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/462794.html原文入力:2011-02-10 午後07:32:43(752字)

米国疾病管理予防センター分析
12年間で若い患者51%増加

リュ・イグン記者

主に老人性疾患として知られている脳卒中が、若年層に急速に広がっている。

米国疾病管理予防センター(CDC)は9日、41州に分布している病院で治療を受けた脳卒中患者を対象に分析してみたところ、1994~1995年から2006~2007年までの約12年間に、15~34才の若年層の患者が51%増えたと発表した。また同し期間、35~44才患者も47%増加したことが分かった。この様な調査結果は、ロサンゼルスで開かれたアメリカ脳卒中協会の2011年国際脳卒中カンファレンスで報告されたとAP通信など外信が9日に報道した。

原因は明らかでない。ただし、センターの統計担当者のシン・トン研究員は「私たちは若い患者から、いかなる特別な傾向も捜し出せなかった」としつつも「原因として肥満と高血圧が大きな議論の対象として浮上するだろう」とAFP通信に話した。アメリカで65才以上の老人1万人中、約300人が罹患している脳卒中は、アメリカ人の死亡原因として4番目に高い。

若い脳卒中患者の増加とは反対に、老年層の患者が減ったこともわかった。過去12年間、45才以上の男性脳卒中患者は25%、女性は29%も減った。AP通信はこのような原因に対して「老年層を対象に、より良い予防と治療があったため」という医者たちの分析を伝えた。

リュ・イグン記者 ryuyigeun@hani.co.kr

原文: 訳M.S