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最新携帯電話もすぐに旧機種 「アンドロイドの法則」

mailto:kankan1@hani.co.kr

原文入力:2011-02-02午後07:40:07(870字)

カン・テホ記者

半導体チップに「ムーアの法則」があるならば、スマートフォンには「アンドロイドの法則」

「CNN Money」インターネット版は31日、「あなたのスマートフォンはすでに恐竜になった」という記事で、「スマートフォンの技術開発競争により新モデルの発売が前倒しになり、既存モデルが旧型へと変わっていく」として、半導体チップの技術開発速度に適用されるムーアの法則のように、スマートフォンの技術開発を説明する「アンドロイドの法則」という用語が出てくるほどだと報道した。

ムーア法則は、コンピュータの処理能力集積密度が18~24ヶ月の周期で約2倍に増えるというもので、半導体チップ(メモリー、中央演算処理装置など)の開発速度を予測する指標となった。 グーグルのモバイルOSを内臓したスマートフォンでは、はるかに短い周期で同様の傾向が現れている。 例えば、2009年11月発売のアンドロイド内蔵の最新製品だったモトローラのDroidは、わずか2ヶ月後の2010年1月に処理速度が大幅に向上したNexus Oneが登場したことにより旧型モデルになったということだ。 「CNN Money」は、アップル社のiPhoneの登場前、携帯電話の最高人気モデルだったモトローラのRARZは、何と5年間、最高の座を守ったが、今では製品周期はわずか数ヶ月に短縮されていると明らかにした。 これにはモバイルOSのアンドロイドを無料で提供するいわゆるグーグルの「オープンソース」戦略も寄与したと指摘されている。 携帯電話製造業者が自主的に新しいOSを開発する必要がないため、製品発売がはるかに容易になったというのである。

カン・テホ記者

原文:
https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/461772.html 訳M.S