原文入力:2010-11-02午後08:14:28(985字)
野党・言論 "辞退せよ" 圧力
カン・テホ記者
未成年女性に対する買春疑惑を受けているシルビオ・ベルルスコーニ イタリア総理に対する検察捜査が本格化し、辞退圧力まで大きくなっている。
英国<BBC>はイタリア通信会社の<ANSA>報道を引用し有能な検事として人望があるイルダ ポカシニが1日、ベルルスコーニ総理が直接電話をかけ窃盗疑惑で警察調査を受けたルビーというモロッコ女性を解放してくれるよう圧力を加えたという疑惑に対する調査に着手したと伝えた。
イタリア検察はこの日、ピンセンジョ インドルピ当時ミラノ警察署長を召還し、1時間余りの調査を行った。しかしインドルピ前署長は管轄署が総理室から電話を受けた後、3000ユーロを盗んだ疑惑で逮捕されたこの女性を解放したのは‘正当な手続きを踏んで進行したこと’と主張したと現地言論らは伝えた。
ベルルスコーニの未成年者買春スキャンダルは先月28日、日刊<ラ レプリカ>が17才の不法滞留者であるルビーが今春ミラノにあるベルルスコーニのマンションに招待され‘セックス ゲーム’を共にし、ベルルスコーニが5月27日に人を送り警察調査を受けていたルビーを受けだしたと暴露してふくらんだ。ベルルスコーニはしかし、ルビーに保護者が必要で側近を送ったまでとしながら「心から沸き出たもので難しい状況に置かれた人に助けを与えたこと」と主張した。ルビーはベルルスコーニとの性関係は否認し、ベルルスコーニが自身の難しい境遇を聞き7000ユーロを贈り物としてもらったとだけ話したと<BBC>は伝えた。
この間、女性遍歴とセックス スキャンダルなどで醜聞が絶えない状況で権力乱用疑惑まで提起されるや野党政治家たちとカトリック新聞らは怒りとともに呆れ返るとし嘆いている。一時同僚であったが競争者になったチアンプランコ ピニ下院議長はベルルスコーニが 「イタリアを困難な境遇に陥れた」として警察に対する介入が事実ならば‘退かなければならない’と話した。
カン・テホ記者 kankan1@hani.co.kr
原文: 訳J.S