原文入力:2009-02-06午後07:14:06
ポネタCIA局長 指名者, 公開言及
‘核兵器保有否認’ 既存の立場と差
リュ・ジェフン記者
リアン・ポネタ米国中央情報局(CIA)局長指名者が5日、「北韓が2006年‘核兵器’を爆発させた」として北韓の核兵器爆発実験を公開的に言及した。
ポネタ局長指名者はこの日、上院情報委人事聴聞会で中央情報局の情報判断が要求される主要地域に対する現在水準の情報判断を説明してこのように明らかにした。彼は「キム・ジョンイルがそのような核能力を一度にあきらめる準備ができているのかについては分からない」と付け加えた。彼のこの発言はあらかじめ書面で提出されたものだ。
バラク・オバマ行政府の対北韓政策再検討が進行中の状況で、ポネタ中央情報局長指名者のこうした発言は北韓の核兵器保有を公式に否認してきた前任ブッシュ行政府との差があるという点で注目される。米国政府は2006年1キロトン未満の爆発力を見せた北韓の核実験に対して核兵器水準には達し得ない‘核装置(nuclear device)爆発実験’という公式的見解を維持してきた。
昨年末、米国国家情報委員会(NIC)と国防部傘下の合同軍司令部(JFC)は自主報告書で北韓を‘核兵器保有国’として分類し、留任になったロバート・ゲイツ国防長官も昨年末、外交専門紙<フォーリン アフェアズ>寄稿文で北韓がすでに核兵器数個を開発したと明らかにしたことがある。しかし米国政府は北韓の核保有の現実を認めるような表現が出てくる度に北韓の核保有を認定できないとし、訂正する騒ぎを起こしてきた。
ワシントン/リュ・ジェフン特派員hoonie@hani.co.kr