本文に移動

ノーベル経済学賞にダイヤモンド・モーテンセン・ピサリデス

https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/443280.html

原文入力:2010-10-12午前09:09:52(931字)
"求人・求職市場 摩擦研究 功労"

キム・ヨンヒ記者、チョン・ヒョクチュン記者

今年のノーベル経済学賞は摩擦的失業を体系的に理論化した功労で米国のピーター ダイヤモンド(70)マサチューセッツ工科大(MIT)教授とデール モーテンセン(71)ノースウェスタン大教授、英国のクリストファー ピサリデス(62)ロンドン政経大(LSE)教授が共同受賞した。

スウェーデン王立科学アカデミーは11日(現地時間)「規制と経済政策が失業と働き口欠員、賃金にどのように影響を及ぼすかを説明できるようにした‘探索摩擦’(search frictions)研究業績」を理由に挙げ、これらの人々を選定したと発表した。これらの研究は一方では人を求めることができずに多くの欠員ができるにも関わらず、なぜ他方では大規模失業が発生するのかを説明できるようにし、この理論は労働市場だけでなく住宅市場など他の領域にも適用されると説明した。

市場で人を採用しようとする求人者と仕事を探そうとする求職者とが、互いに望む人と仕事を探すために時間と資源を必要とするが、受賞者たちはこれを‘探索摩擦’として定義した。こういう労働市場では働き手不足と失業が同時に存在することになる。ダイヤモンドは市場探索の基礎を分析し、モーテンセンとピサリデスがこれを拡張・発展させ労働市場に適用できるようにした。ピサリデス教授の弟子だったキム・ヨンジン延世大教授(経済学)は「これらの人々の研究の結果、政府の規制と経済政策が失業と欠員、賃金にどのような影響を及ぼすかが理解できることになった」と話した。授賞式は12月10日、スウェーデン、ストックホルムで開かれ受賞者たちは1000万スウェーデン クローナ(約16億7000万ウォン)の賞金を分けて受け取る。 チョン・ヒョクチュン、キム・ヨンヒ記者 june@hani.co.kr

原文: 訳J.S