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チリ鉱夫 救助‘希望の光’

https://www.hani.co.kr/arti/international/america/440546.html

原文入力:2010-09-19午後07:26:10(1023字)
救助用 新しい穴 突き抜けることに成功
独立記念日 重なり 祝祭ムード

キル・ユンヒョン記者

18日で独立200周年をむかえるチリの最近の雰囲気を象徴する単語は‘希望’だ。今年のはじめ、チリを揺るがした地震と先月5日のサンホセ鉱山崩壊事故で自信を失ったチリ人は、生存が確認された鉱夫33人の帰還が表面化するや祝祭ムードに浸っている。

チリ日刊新聞<ラ ナシオン>は17日 「救助チームのT-130掘削機が鉱夫たちが埋没した地下700mの坑道まで穴を突き抜けることに成功した」と報道した。

ラウレンセ コボルネ チリ鉱業部長官も 「次の段階では直径30㎝の穴の大きさを鉱夫救助に必要な直径65~70㎝へ広げる作業がなされるだろう」と話した。技術陣らはこの作業に6週以上の時間がかかるものと見ている。これはクリスマス頃には救助がなされるという当初のチリ政府の予想より一ヶ月程度はやいものだ。

ブラジル日刊<エスタ ド サンパウロ>も「掘削作業が現在のような状態で進行される場合、11月中に鉱夫たちを救助することもできるだろう」と報道した。
<AP>通信なども 「33人の鉱夫たちの生存と彼らを救おうとする政府の努力が独立200周年をむかえるチリ人の国家的自尊心を高めている」と最近のチリの雰囲気を伝えた。四日間の独立記念日連休が始まった初日の去る17日、チリ、サンティアゴの大統領宮‘ラ モネダ’前には独立200周年象徴物の横27m、縦18mの超大型国旗が高さ61mの大型旗竿に掲げられた。独立記念日当日にはセバスティアン ピニェラ大統領も現場を訪問し鉱夫たちと救助チームを励ます予定だ。

鉱夫たちの士気も高い。去る14日、33人の鉱夫の中の一人 アリエル ティコナの娘‘希望’(スペイン語でエスペランサ)が生まれ、33人の経緯を扱った映画も準備中だ。

彼らは牛肉と玉ネギを入れて焼いたチリ伝統のパイであるエムパナダとステーキなどを食べ地下で独立記念日を祝う予定だ。チリは去る1月、南米国家としては初めて経済協力開発機構(OECD)会員国になった。

キル・ユンヒョン記者 charisma@hani.co.kr

原文: 訳J.S