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‘米国に没入’MB外交 孤立 自ら招来

https://www.hani.co.kr/arti/international/china/436609.html

原文入力:2010-08-24午後08:44:25(1028字)
中国、相次ぐ韓国批判‘葛藤深化’
米国は中国と関係回復に出る

パク・ミンヒ記者

天安艦沈没以後、韓米同盟一辺倒に駆け上がった李明博政府の外交がますます立場を失っている。

天安艦沈没以後‘言葉の戦争’をやりとりし、外交的葛藤を演出した当事国らは、7月9日国連安全保障理事会で天安艦関連議長声明が採択された後にも互いに違う道を歩んだ。中国と北韓は天安艦事態を終え6者会談再開に出て行くことを願うという意向を明らかにしたが、韓国と米国は対北韓報復次元で米国の金融制裁と韓米連合訓練で対抗した。しかし、韓米連合訓練に反発したのは、北韓ではなくむしろ中国だった。中国は6月30日~7月5日、人民解放軍東海艦隊の東シナ海実弾訓練を始め、10余回の大規模軍事訓練を異例的に公開し、韓-米に向けた武力示威を行った。戦線は南中国海まで拡大し、ベトナムと米国の連合訓練、日本の島嶼奪還訓練計画など韓半島周辺で軍事訓練が爆発した。

天安艦事態を契機に‘大国’として影響力を投射し始めた中国と中国の影響力拡大を既存の米国中心秩序に対する重大挑戦と見なす米国の競争が表面化したのだ。そうした点で天安艦事件を契機に中国を引き込み北韓を孤立させようとした李明博政府は、北中関係という現実の壁に劣らず、世界二大強国の熱い戦略競争の狭間で米中の対決を煽る役割を自任した形になった。

<新華社通信>の国際専門紙<国際先駆導報>は20日の最新号で‘韓国が手を使って東北アジアを騒々しくさせた’という1面記事を通じ「米国の武力協力の下に李明博大統領が韓国を導き、より一層危険な状況を作るのではないかと憂慮される」と報道した。中国官営<環球時報>は20日「韓国は米国に傾き無制限に韓-米同盟を強化させながら東北アジア地域の戦略的均衡を変化させている」と警告した。

しかし葛藤だけが駆け上がった米国と中国では、今月末に崔天凱中国外交部長が米国を訪問し胡錦濤主席の訪米問題などを議論することにするなど関係回復を模索する信号が感知される。米中の和解が急流に乗れば韓国の立場は曖昧になるほかはない。

北京/パク・ミンヒ特派員 minggu@hani.co.kr

原文: 訳J.S