原文入力:2010-08-23午後07:58:33(1395字)
[‘修交18周年’道に迷った韓-中関係] 中国人専門家たちの診断は
パク・ミンヒ記者
←左から王林昌 中国、アジア・太平洋学会韓半島研究会委員、金燦榮人民大国際関係学院副院長.
"中国は韓国が韓-米同盟を重視することを理解する。しかし、少なくとも米国の要求が韓国の利益を威嚇する時にはノーと言える韓国を期待する。" <人民日報>ソウル特派員として活動した‘韓国通’王林昌(写真左)中国、アジア・太平洋学会韓半島研究会委員は「すでに韓-米自由貿易協定(FTA)とイラン制裁問題と関連した米国の要求で、韓国の利益が侵害されている状況」で‘ノー’と言えない韓国政府の態度を「韓国政府が過度に韓-米同盟一辺倒に進んでいる」兆候として挙げた。彼は 「経済的に韓国が中国で大きな利益を得ているが、李明博政府の政策は韓-中戦略的協力パートナー関係に合致しない」と話した。
韓-中関係がより一層悪化すれば、中国政府が韓国企業などに不利益を加えるという憂慮に対して彼は言葉を慎んだ。「中国政府は韓国と経済的関係だけでなく安保、軍事関係もうまくやっていかなければならないという政策原則を簡単に変えはしないだろう」と話した。だが、彼は「中国世論では韓国製品不買運動の声が出てき始めており、韓国政府の政策方向が変わらないならばこれはより一層拡大するかもしれない。過去とは違い中国政府もこういう世論の声を無視できない。韓国はこのような点に注意しなければならない」と付け加えた。
李明博政府の対北韓強硬政策が北韓-中国関係をより一層密接にさせたと彼は指摘した。「現在の中国と北韓との関係は3~5年前よりはるかに密接になった。韓-中修交と北韓核開発とで中国と北韓関係が疎遠になったこともあるが、李明博政府になり韓国が北韓を強く圧迫し韓-米同盟一辺倒に出て行く戦略的変化が現れ、中国は北韓-中国関係を強化しなければならないという結論を下した。」
最近の米-中間葛藤に対して彼は「中国は米国との格差が大きいことをよく知っているので米中は今後、長期的競争を繰り広げることになるはずだが、韓国が序盤に一方に立ってしまえば出口がない」とした。「中国も建国初期にソ連一辺倒政策を展開し大きな危機に処した。一辺倒政策に固執すれば敵対国からも危険が及び、依存国との関係も悪化しやすい」という警告だ。
金燦榮(右側)人民大国際関係学院副院長は「韓国は天安艦問題に関し中国が米国・日本と同じ態度を取ることはできないという点を理解するべきなのに、この点を理解できずにいる」と診断した。彼は「中国は韓国との同盟国ではなく、‘法律上’では北韓の同盟国だ。天安艦事件が起きた時、米国は簡単に韓国の立場を支持できたが、中国は韓国、北韓両者の立場を全て聞かなければならなかったし、これにより韓国と中国の間に安保上の差異があらわれた」と話した。彼は「韓-中が現在の安保領域で異見があるが、天安艦事件と軍事訓練が過ぎ去れば平正を求めることができるだろう」と見た。
北京/パク・ミンヒ特派員
原文: 訳J.S