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[韓中修交18周年] 韓-中関係 道に迷う

https://www.hani.co.kr/arti/international/china/436356.html

原文入力:2010-08-23午後08:52:22(996字)
天安艦 対応 韓-米同盟 没入‘嫌韓感情’拡散
"中国 外交部 官吏たち、韓国大使 面談回避まで"

パク・ミンヒ記者

 韓国と中国が国交を結び24日で18年になった。一時‘中共’と呼ばれた中国は今や韓国の最大輸出国となり、貿易規模は22倍に増えた。経済関係を土台にアジアの戦略的隣国として位置づけ巡航してきた韓-中関係は、今年に入り‘天安艦外交’という暗礁にぶつかり修交以後、最悪のどん底に陥った。

 両国関係に明るい北京消息筋らは最近「中国外交部高官たちが駐中韓国大使との面談を避ける兆しまで見せている」と話した。天安艦沈没以後、米国核航空母艦ジョージ・ワシントン号の西海訓練の話が初めて出てきた時までは中国外交部が韓国大使などを呼び中国の方立場を伝えていたが、最近では敏感な懸案と関連した議論自体がまともになされていないことが明らかになった。長年にわたり中国で事業をし、中国人と接触を積み重ねてきたある要人は「最近、中国元老らに会えば両国関係について‘ノー コメント’と言う」として「中国人たちは韓国が天安艦以後‘大きなお兄さん’米国を背負い中国を圧迫していると感じ強く怒っている」と伝えた。

 李明博政府になり少しずつ下り坂を歩んできた韓-中関係は、今年に入って危険水位を行き来する局面だ。中国官営<環球時報>は最近社説で「東北アジア安定のために韓国が戦略的に気がつくことが大変重要だ」と書いた。李明博政府の‘韓-米同盟 没入外交’を正照準した批判だ。韓国言論では‘中国たたき’が、中国言論では‘嫌韓感情’が爆発する様相だ。天涯(tianya)など中国の代表的インターネット討論サイトでは‘韓国報復論’‘韓国商品不買論’が広がっている。

 リュ・ウイク駐中韓国大使は23日、北京特派員らと会い「天安艦事件処理過程の中国の態度に、国内では失望感を表出し、韓-米訓練に中国側は憂慮を表示するなど、そのような過程が未だ進行中」としつつ「韓-中関係が試練を経ている」と話した。

北京/パク・ミンヒ特派員 minggu@hani.co.kr

原文: 訳J.S