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"韓国は名品フレンドリー社会"

原文入力:2010-07-20午後09:29:24(1058字)
WSJ "ぜいたく品通じて競争優位 確認…拒否感少ない"
チョ・ギウォン記者

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韓国がいわゆる‘名品’と呼ばれるぜいたく品に対し世界で最も好意的な市場として浮上していると、コンサルティング業者マッケンジーの報告書を引用し<ウォールストリートジャーナル>が20日報道した。

マッケンジー報告書によれば、韓国人はぜいたく品消費と誇示に対し他の国に比べ非常に寛大な方と現れた。"ぜいたく品誇示は悪い好みか" という質問に韓国回答者の22%だけがそのように考えると答えた。米国(27%),ヨーロッパ(27%),中国(38%),日本(45%)に比べ、ぜいたく品誇示を良くない好みだと考える比率が低かった。また、"ぜいたく品消費に罪悪感を感じるか" という質問に対しても、韓国では5%だけがそうだと答えた反面、日本(10%),米国(11%),中国(14%),ヨーロッパ(15%)であり、韓国の2倍以上がそうだと答えた。新聞は韓国人のいわゆる‘ラグジュアリーフレンドリー’の背景には高級製品で自身を差別化しようとする世相と、‘遅れをとってはならない’という社会的競争意識などが作用していると分析した。マッケンジーソウル事務所のエイミー キムは「工芸品中心の長年の商取引伝統も韓国人が質の良い物を尊重するようにさせた」と話した。

韓国は昨年、世界的景気低迷の余波にもかかわらず、ぜいたく品消費が急速に増えたと報告書は伝えた。報告書は去る12ヶ月間にぜいたく品購入に以前より高いお金を使ったと答えた人々が韓国で46%にもなったと明らかにした。中国だけが韓国のように2桁の44%だっただけで、ヨーロッパ(3%)と日本・米国(各々6%)は全て一桁台だった。

新聞は韓国のぜいたく品市場成長余力が大きいと分析した。韓国の財閥らがヨーロッパぜいたく品企業等を最近取得したのもこういう背景であり、最近では既存デパートと免税店に集中した流通経路から抜け出し独立売り場も増加していると伝えた。また、最近数年間、中国人と日本人観光客がウォン貨劣勢に乗り大挙して韓国にぜいたく品を買いに来ているとも伝えた。

チョ・ギウォン記者 garden@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/globaleconomy/431239.html 訳J.S