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米、自動車・牛肉 追加開放 要求‘始動’

https://www.hani.co.kr/arti/international/america/430882.html

原文入力:2010-07-18午後08:32:58(997字)
貿易代表部 "FTA実務協議に焦点合わせる"

クォン・テホ記者

米国が韓-米自由貿易協定(FTA)と関連した実務協議で、自動車と牛肉分野で追加開放を要求しようとする動きを見せ始めた。

マランティス米貿易代表部(USTR)副代表は15日(現地時間)「韓-米FTAの争点解決のための実務協議で、我々は自動車と牛肉に焦点を合わせようと思う」と明らかにしたと米通商専門誌<インサイド USトレード>が16日報道した。バラク・オバマ大統領の韓-米FTA議会批准要求と未解決争点解消指示以後、米国が自動車と牛肉分野で別途要求をすると予想されたが、米貿易代表部高位関係者がこれを確認したのは初めてだ。

マランティス副代表は「近い将来に韓国に提示する提案を用意できるだろう」としつつ「その前に議会、民間分野との国内協議を先に終わらせなければならない」と話した。米貿易代表部は先週、上院財務委員会と韓-米FTA関連議論を始めたが、これはオバマ大統領の指示以後、議会との初めての協議だ。また、ローン カーク米貿易代表部代表とキム・ジョンフン通商交渉本部長の電話協議は早ければ今週にもあるものと予想されている。

これとは別に、米国最大労組団体の産別労組総連盟(AFL-CIO)のリチャード トロムカ委員長は16日<ウォールストリート ジャーナル>とのインタビューで、韓-米FTAに対し 「韓国が非関税障壁を低くし、(米国)労働者の権益を保護してこそこれを支持するだろう」と明らかにした。産別労組総連盟は先月声明を通じ韓-米FTA追加協議の時、自動車だけでなく投資、政府調達、サービス関連条項に対しても再検討をしなければなければならないと米政府に要求した。産別労組総連盟は当時声明で「ジョージ・ブッシュ行政府時期に合意した(韓-米FTA)協定は米国産自動車などの韓国市場進入を阻害する非関税障壁を除去することに大きく不十分であり、米国製造業の働き口を奪い取りかねない」として強い反対意志を現わした経緯がある。

ワシントン/クォン・テホ特派員 ho@hani.co.kr

原文: 訳J.S