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“金持ちだけのための市場独走は誤り、一方主義でない協力外交展開する”

原文入力: 2009-01-21午後07:17:33
オバマ, 政府 積極役割 強調

パク・ミンヒ記者

バラク・オバマ米国大統領(44代)が ‘ブッシュ時代との決別’ と ‘新しい時代’ の開始を約束した。
20日正午(韓国時刻21日明け方2時)ワシントン国会議事堂で就任宣誓をしたオバマ大統領は就任演説で富裕層だけを大切にする市場の独走ではなく“多くの人々に機会を与える繁栄”を。武力を前面に出した一方主義ではない対話と協力の外交を通じて米国を改造すると宣言した。

彼は経済危機,イラク,アフガニスタン戦争などに言及して「我々が直面した挑戦課題らは実際状況であり短時間に簡単に克服されることができるものではない」と危機の深刻性を警告しながらも「しかし、我々にはできる」として希望を強調した。

オバマ大統領は「今回の経済危機は監督の視線がなければ市場は統制から抜け出し裕福な者だけを大切にするならば国家は長期間繁栄できないという事実を悟らせた。今や問題は私たちの政府が大きいか小さいかでじはなく、まともに作動するかだ」として政府の積極的役割を宣言した。ロナルド・レーガン前大統領が1980年の就任演説で「政府は問題の解決法でない」と宣言した新自由主義時代に対する告別宣言だ。

外交問題では「米国の力は力を慎重に使う時に出てくる」として「他の国々とさらに多い協力と理解を通して安保威嚇を克服していくだろう」と明らかにした。核問題などに対しても「長年の友人と過去の敵と共に私たちは核威嚇を減少させようと休むことなく努力する」として北朝鮮核問題にも対話・協力で解決するという原則をはっきりさせた。

この日、金融危機が再び悪化しているという憂慮の中でダウ指数が4%急落し二ヶ月ぶりに8000ドル台を割り込み、オバマ新任大統領が解決していかなければならない挑戦が侮れないことを示した。

パク・ミンヒ記者minggu@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/international/america/334625.html

原文:  訳J.S