原文入力:2010-03-05午前09:20:23(742字)
ニューズウィーク‘世紀のスパイ’選定
キム・スンベ記者
去る1月、パレスチナ武装政派ハマス幹部暗殺事件が、イスラエル情報機関モサドの仕業と疑いを受ける中で、米国時事週刊誌<ニューズウイーク>が世紀のスパイ事件16件を選定した。希代のスパイ事件は、冷戦時代だった1950年代と60年代、米国中央情報局(CIA)と英国諜報機関M16等が主にその背後にいた。
1954年エジプトでは‘スザンナ作戦’が展開された。エジプトの郵便局と英国劇場,米国図書館で相次ぎ爆弾がさく烈した。英国軍が撤収するにはエジプトがまだ不安だという雰囲気を作るためのイスラエルの作戦だった。1961年にはコンゴ民主共和国の初代総理パトリス ルムンバがベルギー植民地から抜け出したコンゴを率いて西側と対立し、米国中央情報局は毒入りの歯磨きで暗殺作戦に出た。
米国中央情報局は1960~1965年フィデル・カストロ前キューバ国家評議会議長を殺すために毒が埋め込まれた葉巻,菌で汚染された水着などを動員した。米国議会は1993年‘ファミリージュエル’として知られた秘密文書などを確認した結果、中央情報局が少なくとも8回の暗殺企図をしたと結論を下した。2006年ロシア国家安保委員会要員出身が稀貴放射性物質‘ポロニウム210’に中毒し亡くなった事件なども世紀のスパイ事件に選ばれた。
キム・スンベ記者 marcos@hani.co.kr
原文: 訳J.S