原文入力: 2009-01-16午前01:52:05
チョ・イルジュン記者 リュ・イグン記者
パレスチナ,ガザ地区を侵攻したイスラエル軍が国連施設と病院,民間人,言論人などに対しても無差別に攻撃している。
イスラエル軍は15日(現地時間)ガザシティにある国連パレスチナ難民機構本部建物を攻撃し少なくとも3人がケガしたと<AP>通信が伝えた。難民機構のクリス・クニス スポークスマンは爆撃された建物はイスラエルの攻勢を避けて待避した約700人の難民を受け入れている所だと説明した。建物に火がつき難民救護食糧と医薬品などが大量に失われた。国連関係者は建物に落ちた爆弾は火災と火傷を誘発するという理由で国際人権団体らが使用規制を要求してきた白燐弾だと明らかにした。
おりしもイスラエルを訪問していたパン・ギムン国連事務総長は「強い抗議と怒りを表明する」と明らかにした。エフード・オルメルト イスラエル総理は「国連建物から(イスラエル軍に向けた)攻撃があり反撃したもの」と主張した。
先立ってイスラエル軍は去る6日、国連が運営する学校を攻撃し子供を含む45人を死亡させたのに続き、8日には国連救護車両を攻撃した。
国連建物が被爆したこの日、アルクズ病院にもイスラエル軍の砲弾が落ち薬局病棟が焼け患者400人が緊急待避する騒動が起きた。またフォックス・スカイ・アラビアなどテレビ放送社などが入っているアルシュルクタワーも爆弾に当たり数人の記者が負傷したと<AP>通信が報道した。
英国<BBC>放送は「イスラエル軍が戦闘地域から脱出しようとしていた民間人にまで銃撃を加えたという内容の詳しい証言が<BBC>とイスラエル人権団体に継続的に入ってきている」と報道した。エジプトとの境界クジャ村住民のムニル シャピク・アルナジャルは12日朝イスラエル軍の命令により一家親族75人と共に学校に避難していたが銃撃を受けたと放送は伝えた。
イスラエル侵攻20日目のこの日、パレスチナ人命被害は1100人余りに上った。
チョ・イルジュン,リュ・イグン記者iljun@hani.co.kr