原文入力:2009-01-12午後07:20:07
韓-日首脳会談 ‘経済協力増進案’合意
FTA交渉再開ための実務協議継続へ
ファン・ジュンボム記者
イ・ミョンバク大統領と麻生太郎日本総理は12日、部品素材産業分野で日本企業の韓国進出が拡大できるように努力することとした。韓-日自由貿易協定(FTA)交渉再開問題も実務協議を継続するものの相互の利益になる方向で結論が導き出されることを期待するということで意見を集約した。
両首脳はこの日、大統領府で首脳会談を開きこういう内容を含んだ経済協力増進方案などに合意した。
イ大統領は日本部品素材企業の韓国進出と関連して、会談の後開いた記者会見で「政府は現在、亀尾,益山など4ヶ所工団を(部品素材専用工業団地として)すでに指定しており、昨年末日本の20ヶ余りの中小企業が投資意向書を送ってきた」として「日本企業が円滑に韓国に進出することができるように積極支援する」と明らかにした。両首脳は‘中小企業CEO(最高経営者)フォーラム’開催など両国中小企業間の交流・協力も強化していくこととした。
北核問題と関連して麻生総理は「6者会談を通じて北韓に対して核を放棄させるという日-韓両国の基本方針を確認して米国,オバマ新政府と継続的に緊密に協力していくこととした」と明らかにした。
両首脳はまたアフガニスタン再建のための共同協力方案を模索することとするなど国際社会に共に寄与する関係を構築していこうということで意見を共にした。
両首脳はこの外に△チェンマイ イニシアチブ(CMI)多者化共同基金造成および規模拡大△東アジア危機対応のために独自の領域内監視機構設立△韓-日原子力協定締結交渉開始△観光就職査証制度と理工系学部留学生派遣など若い世代間交流拡大△2012年麗水博覧会の成功的開催協力△2009韓-日文化祭りフォーラム行事協力などに合意した。
ファン・ジュンボム記者 jaybee@hani.co.kr