原文入力:2009-04-13午前01:21:29
“800kmさらに飛んだ”
リュ・ジェフン記者
北韓が去る5日発射した長距離ロケットは米国と日本が当初推定した距離より更に約800km飛び、一時的には宇宙に進入したという分析結果が現れた。
米国のオンライン航空宇宙専門誌である<スペースフライト ナウ>(space flight now.com)は、11日レーダー追跡資料と米空軍防御支援プログラム(DSP)のミサイル警告衛星が送った資料などを分析した結果、北韓のロケットは米国と日本が推定発表した1900マイル(3058km)より遠い2390マイル(3846km)地点に落ちたと報道した。これは北韓が予告した落下地点とほとんど一致する。
この専門誌は「北韓ロケットの2段階推進体が正常に作動し、宇宙まで上がったものの、3段階固体燃料推進体が2段階から適切に分離し燃焼しなかったためにそのまま大気圏に徐々に墜落した」と分析した。続けて「米国と日本国防部は当初は2段階燃焼で失敗したと推定したが、現在は2段階が初期に失敗したのではなく計画どおりに作動したと信じている」と伝えた。
軍事専門サイト<グローバル セキュリティ>の衛星・ミサイル専門家であるチャールズ ビッグ博士は「2段階が1段階から分離した後、燃焼した」として「当時ロケットの高度は地上50マイル(約80km)」だったと明らかにした。この高さは大気層の中間圏と熱圏の境界地点に該当する。
<スペースフライト ナウ>は北韓が長距離ロケットの2段階で燃焼持続時間を増やす ‘エンジン推進力変換装置’ を備えたスカッドミサイルの射程距離拡大ロケットエンジンを利用したが、これよりはるかに改善された方向統制出力装置を備えたと見られると分析した。
ワシントン/リュ・ジェフン特派員hoonie@hani.co.kr
原文: 訳J.S