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‘ギリシャ批判’IMF総裁フェィズブックに‘1万ヶコメント爆弾’

原文入力:2012/05/28 21:31(1026字)

←国際通貨基金(IMF)のクリスティン ラガルド総裁

ラガルド "ギリシャ人 脱税憂慮"
政界・市民 "侮辱された" 騒然

 ‘債権機構’国際通貨基金(IMF)のクリスティン ラガルド(写真)総裁が‘債務国’ギリシャの脱税問題を過度に批判し厳しい逆風を直面している。

 ラガルドは26日英国日刊<ガーディアン>インタビューで 「アテネが憂慮しているように、私もまた常に脱税を試みようとする数多くのギリシャの人々を思い浮かべる」として 「彼らが連帯して(税金を納付し)自助努力をしなければならないと考える」と鋭く批判した。 ラガルド総裁はまた、貧しいアフリカの子供たちにより大きな同情心を感じるとし、ギリシャの感情に触れた。 彼女は「ニジェールの小さな村で一日二時間しか学校に通えず、3人で椅子1個を分けて使っている子供たちにさらに多くの思いを寄せる」として 「彼らがアテネより、さらに多くの助けを必要としていると考える」と話した。

 国際通貨基金などから救済金融を受ける代価として苛酷な緊縮を実施することに対し、そうでなくても不満の多いギリシャでは非難が洪水のように溢れた。 エバンゲロス ペニジェロス社会党党首は 「ギリシャ市民を侮辱した」と反発した。 シリザ(急進左派連合)アレクシス チプラス党首も「ギリシャ労働者は税金を払っている」とかっと怒った。 フランス政府スポークスマンも27日「純真で古い考え」とし、自国出身のラガルド総裁を批判した。

 特に、ラガルドのフェイスブックは1万件を越える反論文で傷ついた。 外信は 「ギリシャのフェイスブック使用者がラガルドに対する戦争を宣言した」として、先を争うように速報を伝えた。 あるギリシャ人は「ギリシャで(経済危機で)自殺した3000人の遺族たちと100万人の失業者に言ってみなさい」として鬱憤を晴らした。

 状況が深刻化するやラガルドはフェイスブックを通じて「最も多い恩恵を受ける人々が税金を出さなければならないということ」とし、自身の発言を釈明した。

チョン・ジョンユン記者 ggum@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/535016.html 訳J.S