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オランド "年内にアフガンから軍撤収" …NATO首脳ら‘冷ややか’

https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/533938.html

原文入力:2012/05/21 20:08(1238字)

各国首脳 "予定通り 2014年 軍撤収"
オバマ・メルケルなどオタンド 批判
米、軍撤収後にもアフガン支援へ

 バラク・オバマ米国大統領など28ヶ会員国首脳を含め60人余りの各国首脳級指導者が参加した中で20日、米国、シカゴで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議でフランソワ オランド新任フランス大統領がアフガニスタン軍撤収時期をめぐり他の指導者らの冷たい反応に直面した。

 20~21日の二日間の日程で開かれる今回の会議で、NATOはアフガン完全軍撤収予定時期であった2014年以後のアフガンの安定と持続的な発展のための支援方案を協議している。 米国、英国、ドイツ、オーストラリアなどはNATOが当初合意した2014年末を目標にしたアフガン当局への治安管理権委譲計画遵守を約束している。 だが、オランドは選挙過程でこの合意時点より2年操り上げた今年末までに3300人の自国軍を早期撤収させると公約した。 オランドは20日の会議で今年末の軍撤収計画を繰り返し明らかにした。 これに先立ちオランドは去る18日オバマ米大統領との会談でも軍撤収時期について「他の同盟国らと協力する」としつつも「(軍撤収)決定は主権の問題」と語り、譲歩の意思がないことを表わした。

 このようなフランスの態度は他の会議参加者から強い批判を浴びた。 特にアンゲラ・メルケル ドイツ総理は「共に派兵したら共に撤収しなければならない」として、オランドの‘不義理’を非難した。 アナス フォー ラスムセン NATO事務総長も「ナトーは軍撤収を急がない」とし「アフガン任務に参加する50ヶ国の団結は維持されるだろう」と強調した。 また、オバマ大統領は首脳会議に先立ち、ハミド・カルザイ アフガン大統領との会談後 「今回の会議は全世界が私たちの(2014年アフガン軍撤収)戦略を支持していることを示す」と語った。

 米国は2014年の軍撤収以後、アフガンの治安力量などを支援するために毎年40億ドル規模をアフガンに支援することにした。 米国はその費用の半分を負担する代わりに、残りの費用を他の国々が充当することを今回の会議で要請すると発表されている。

 この日、NATO首脳会議が開かれたシカゴでは、反転活動家らが集まりNATO解体とアフガンからの即刻軍撤収を主張する大規模デモを行った。 数千名のデモ隊はこの日シカゴ グラントパークで集会を行い、NATO首脳会議が開かれるミシガン湖近くのマコーミックプレイス コンベンションセンターまで街頭行進した。 ワシントン/クォン・テホ特派員 ho@hani.co.kr

原文: 訳J.S