原文入力:2012/05/07 07:58(1158字)
フランス社会党のフランソワ オランド候補がフランソワ・ミッテラン大統領以来17年ぶりの左派執権に成功した。
<AFP>通信と<TF1>テレビなどフランス言論は6日に行われた大統領選挙決選投票でオランド候補が執権し、大衆運動連合(UMP)のニコラ・サルコジ大統領を押さえ任期5年の次期大統領に当選したと報道した。 オランドは来る16日以前に1次内閣を発表し就任すると予想される。
フランス内務部は72.35%を開票した結果、オランド候補が51.1%を得票し、サルコジ大統領は48.9%を記録したと集計されたと明らかにした。 投票終了直後に発表されたIpsos世論調査の結果、オランド51.7% 対 サルコジ48.3%でオランドの勝利を予想し、多くの調査機関がこれと同様な‘52%対48%’を展望した。 この日の投票率は約80.8%で、1次投票時の79.48%よりは高かったが、サルコジが当選した2007年大統領選挙投票率83.97%よりは低かった。
オランドは当選がほとんど確定すると故郷のチュール市で「フランスは変化を選択した。 国家を団結させる指導者になる」とし歓呼する支持者に感謝の気持ちを伝えた。
大統領選挙キャンペーン期間中ずっと主要公約として掲げた新財政協約再協議についても既存の主張を繰り返し確認した。 彼は「(大統領選挙)結果発表を見て多くのヨーロッパ国家で安心し希望を持ったと確信する」として「これ以上、緊縮が唯一の対案ではないということを知るようになっただろう」と話した。 彼はまた「ヨーロッパのプロジェクトに成長観点と働き口、繁栄を直ちに、そして未来に提供することが今の私の任務」として「可能な限り早く、優先的にドイツをはじめとするヨーロッパのパートナーたちと会う」と付け加えた。
サルコジ大統領と共に‘メルコジ’と呼ばれ緊縮中心のユーロゾーン危機解決法を主導したアンゲラ・メルケル ドイツ総理もオランドの当選を祝った。 彼女は「可能な限り早く訪問してほしい」として、オランドに会いたいという意を伝えた。 また、ギド・ウェスターウェレ ドイツ外相も「ヨーロッパのために成長協約のために共同作業を行う」とし新しいフランス大統領の意思を尊重する意向を表した。
一方、サルコジ大統領は投票終了20分後にオランドに祝賀の電話をかけ「国家の新しい指導者として幸運を祈る」として敗北を認めた。 チョン・ジョンユン記者 ggum@hani.co.kr
原文: 訳J.S