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インドネシア "米国産牛肉 輸入中断"

https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/530132.html

原文入力:2012/04/26 22:06(988字)

日本 "20ヶ月以下だけ…影響ない"

 インドネシア政府が米国で狂牛病の牛が発見されたという理由で米国産牛肉の輸入を暫定中断することにした。

 ススウォノ インドネシア農務部長官は26日このように明らかにし「いつまで輸入を中断するかは決まっていないが状況を注視しながら米当局から情報を継続的に得ていく」と話したと<ブルームバーグ>通信が伝えた。 彼は米国で狂牛病の牛が発見された24日以前に米国から出荷された輸入物量は従来どおりインドネシアで販売される予定と付け加えた。 インドネシアの措置に対してローン カーク米国貿易代表部(USTR)代表は「早い時期に輸入が再開されると見る」と反応した。

 これに反して日本政府は「月齢30ヶ月以上になった牛が発病したことで、日本には何の影響も与えない」として、輸入中断意思がないと明らかにした。 藤村 修 日本官房長官は去る25日記者会見で「日本は現在月齢20ヶ月以下の米国産牛肉だけを輸入しているが、今回狂牛病にかかった牛は30ヶ月を越した牛」とし「輸入段階での特別な措置は必要でない」と話した。

 だが、米国が要求する輸入規制緩和には影響を及ぼすという展望が多い。 米国は日本の環太平洋経済パートナー協定(TPP)参加議論の前提条件として米国産牛肉の輸入規制緩和を要求した。 これに伴い、日本は輸入対象を月齢30ヶ月以下に緩和する方案を検討中だ。 <時事通信>は「輸入規制緩和の動きに対して農業関係者たちの反発が強まることが明らかだ」と指摘した。

 台湾の事情も同様だ。チュウォンダ保健長官は26日「感染した肉が米国の食品供給網に入っておらず初期調査では感染が個別事案なので、現在としては米国産牛肉輸入を禁止しない」と語ったと台湾<中央通信>が報道した。 2003年と2005年の米国の狂牛病発生時に牛肉輸入を禁止した台湾は2009年に月齢30ヶ月未満の牛肉輸入に対してのみ制限的に輸入を許容した。

東京、北京/チョン・ナムグ、パク・ミンヒ特派員 jeje@hani.co.kr

原文: 訳J.S