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"日本‘竹島表記’通知に MB‘待ってほしい’要請" ウィキリークス‘MB独島(ドクト)発言’公開

https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/519988.html

原文入力:2012/02/20 21:28(1050字)

駐日米大使館外交電文を確認

大統領府 "そういう話はしたことない"
日本<読売新聞>が報道して論議をかもした李明博大統領の独島関連発言が内部告発電文サイトであるウィキリークスにも登場したことが20日確認された。 <読売新聞>は2008年7月14日、インターネット版を通じて5日前の7月9日に開かれた北海道韓-日首脳会談で「福田康夫当時総理が‘竹島(独島の日本名)を(中学校社会科目学習指導要領解説書に)表記せざるをえない’と通知し、イ大統領が‘今は困る。待ってほしい’と要請した」と報道した経緯がある。

 駐日米国大使館が<読売新聞>報道の真偽論難が真っ最中だった同年7月17日に作成し本国に報告した外交電文をウィキリークスが公開したものを見れば、当時駐日韓国大使館に勤務していたカン・ヨンフン1等書記官(現、駐オーストラリア韓国大使館参事官)が解説書への独島記述問題について、李大統領が "待ってほしい" (hold back)と言ったと出ている。駐日米国大使館の政治担当官は電文作成一日前の16日、カン書記官に会ったと明らかにした。カン書記官は特に首脳会談で李大統領のこのような発言にもかかわらず、日本が中学校学習指導要領解説書に独島問題記述を強行したこと(7月14日発表)に対し韓国官僚らが「背信感を感じている」とその雰囲気を伝えた。

 <読売新聞>に報道された李大統領の発言は‘韓国世論が静かになってから表記しなさい’と話したと解釈され、李大統領の独島認識に対する問題提起が絶えなかった。 当時イ・ドングァン大統領府報道官は「事実無根」とし直ちに反論し、報道を巡る攻防が国内で訴訟戦にまで拡大した。

 ウィキリークスの内容に対してパク・ジョンハ大統領府報道官は20日午後ブリーフィングで「ウィキリークスに名前が挙がったカン・某書記官は、当時首脳会談現場にいもしなかったし、そういう話を伝え聞く位置にもいなかった」として「何より米国大使館職員に会ってそういう話はしたことがないと言っている」と説明した。

イ・ヨンイン、アン・チャンヒョン記者 yyi@hani.co.kr

原文: 訳J.S