原文入力:2011/10//10 15:28(1036字)
"庁長を長官級に高めるべき" 主張
ネチズンたち "それではいくらならばいいのか"
←チョ・ヒョノ警察庁長官
チョ・ヒョノ警察庁長官が「庁長を次官待遇にして報酬を(少なく)しているのは問題」として警察の処遇問題に関して強力に問題提起し論難が起きている。
チョ庁長は10日午前、ソウル、西大門区(ソデムング)、渼芹洞(ミグンドン)の警察庁で記者たちと持った懇談会の席で「私がなぜ次官級の報酬で満足しなければならないのか」として「私が休暇で遊びに行ったか、週末に休めるのか」と反問した。彼は続けて「手当ても手当てだが、基本給があまりに低い」として、「報酬くらいはまともに払ってからこき使うべきで、処遇もまともにせずにこき使うのは困る」と低俗な表現まで用いながら強い不満を表わした。
チョ庁長は米国の事例を挙げ「米国は警察が連邦公務員報酬の2倍を受け取っているが、我が国ではより少なく受け取る」として「警察官の年金が平均181万ウォンだが、一般(公務員)は200万ウォンを越えるとは、どれほど不合理なことか」と年金の金額まで取り上げて論じた。
チョ庁長は「これらすべてのものがみな職級問題のせいだが、この問題が解決されれば警長・警査統合など内部的に不満のある問題も一挙に解決できる」として「警察庁長官を長官級にすれば警衛が現在の7級から6級に、警監が5級に、警正を4級にして整理することができる」と話した。彼は「(職級だけを調整すれば良い)こういう簡単な方法について、警察を権力機関だと批判し、13万警察官が職級まで高くなっては困るという主張をする人がいるが、本当に理解出来ない」と糾弾した。チョ・ヒョノ庁長は「(警察庁長官の長官級格上げが)すぐには無理でも、結局時間の問題だろう」と話した。
これに対してネチズンたちは「それではいくらならばいいのか」、「警察庁長官を長官級にしようとするなら、結局‘警察部(日本の省に相当)’を作ろうと言うことか」という批判的意見と「警察官が苦労に比べて薄給であることは事実」という同情的意見が互いに交錯した。 ユ・ソンヒ記者 duck@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/500044.html 訳J.S