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駐韓米軍、ソウルの真中 麻浦(マポ)で女子高生 性暴行

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/499753.html

原文入力:2011/10/07 16:14(1160字)
イ・スンジュン記者


先月17日一人暮らしの考試院に侵入し性暴行の後 ノートブックを盗む
警察 "身柄確保は米軍側で" …東豆川(トンドゥチョン)犯行 二等兵は拘束起訴さる


 京畿(キョンギ)東豆川に続き、ソウルでも駐韓米軍が10代の女子高生に性暴行した容疑で警察に捕まり調査を受けている。
ソウル、麻浦警察署は女子高生が一人で暮らす考試院に侵入し性暴行したうえノートブックを盗んだ容疑(性暴行犯罪の処罰などに関する特例法上 住居侵入強姦など)で米8軍第1通信旅団R(21)二等兵を不拘束立件し調査中だと7日明らかにした。

 R二等兵は先月17日明け方5時45分頃、麻浦区のある考試院で酒に酔って寝ていた被害者(18)を性暴行し100万ウォン相当のノートブック1台を盗んだ容疑を受けている。警察による調査の結果、R二等兵はこの日明け方4時頃、同僚の駐韓米軍人と被害者及び被害者の友人と弘益(ホンイク)大学校前の酒場で酒を飲んだ後、一行と共に被害者を考試院に連れて行ったことが明らかになった。警察は「被害者を連れて行き周辺マートで酒を飲んだ被疑者がドアが閉まっていなかった被害者の部屋に再び入り込み犯行を犯したと見られる」と説明した。被害者は大学入試準備のために学院(塾)に登録し一人で考試院に居住していた。


 警察は「去る5日の調査で被疑者が現在‘ノートブックを盗んだことは認めるが合意の下に性関係を持った’として犯行を否認している」と明らかにした。


 韓-米駐屯軍地位協定(SOFA)は駐韓米軍が犯行を犯したとしても現行犯で逮捕されない限り、起訴後に身柄を引き渡すように規定している。警察は 「被疑者の身柄は現在米軍側が確保しているが、拘束するか否かは検察の起訴段階で決定されるものと見られる」と説明した。


 警察はR二等兵から採取した口腔細胞と部屋に残っていたティッシュ・髪の毛などを回収し国立科学捜査研究院にDNA鑑定を依頼し、来る12日R二等兵を再び呼び調査する計画だ。


 この事件の他にも去る6日には米軍第2師団所属‘K’(21)二等兵が京畿東豆川市内のある考試院に侵入しテレビを見ていた10代の女子学生に性暴行した容疑で拘束起訴された。


 一方、警察庁の‘駐韓米軍犯罪現況’によれば、2007年から去る6月まで計1455人の米軍が犯罪を犯し、その内 性暴行事件は30件だ。


 イ・スンジュン記者 gamja@hani.co.kr


原文: 訳J.S