原文入力:2011/10/06 23:06(1060字)
パク・ギョンマン記者
検察 拘束起訴
京畿道(キョンギド)、東豆川市(トンドゥチョンシ)で10代の女子学生を性暴行した容疑で拘束令状が発給された駐韓米軍兵士が事件後12日目の6日、韓国の捜査機関に引き渡され起訴された。
議政府(ウィジョンブ)地方検察庁刑事1部(部長 イ・グァンジン)はこの日午後、性暴行犯罪の処罰などに関する特例法の強盗強姦容疑で駐韓米軍第2師団K(21)二等兵を拘束起訴したと明らかにした。
K二等兵はこの日午前、米2師団憲兵隊から身柄が引き渡され京畿道、儀旺市(ウィワンシ)のソウル拘置所に収監された。K二等兵は今後 我が国の捜査機関に拘束された状態で裁判を受けることになる。
検察は先月28日、事件を警察から送検され29日にK二等兵を呼び追加調査した後、30日に拘束令状を請求した。その後、去る1日に裁判所がK二等兵の拘束令状を発行し、法務部を通じて米軍側に犯罪人の引き渡しを要請した。
東豆川地域市民と市民団体は殺人・強姦などの重大犯罪でも現行犯でなければ我が国の捜査機関が逮捕できないように規定されている不公平なSOFAの全面改正、米軍の夜間通行禁止復活など再発防止対策の準備とオバマ米国大統領の謝罪を要求した。
2001年、韓・米駐屯軍地位協定(SOFA) 2次改正後の10年間に米軍は殺人3件、強姦40件、強盗86件を犯し警察の調査を受けたが、現行犯で逮捕され拘束起訴されたのは2007年の麻浦(マポ)60代性暴行事件と2011年の東豆川70代老人性暴行未遂事件など2件だけであると駐韓米軍犯罪根絶運動本部は明らかにした。
京畿北部進歩連帯のキム・ホンヨル代表は「今回の事件は未成年者を相手にした残酷で残忍な犯罪であるだけに国民の法感情に合う処罰が下されるか、裁判過程を見守る」と話した。この団体は8日ソウル駐韓米国大使館前で糾弾大会を開き抗議書簡を渡す計画だ。
K二等兵は先月24日明け方4時頃、酒に酔い東豆川市内のある考試院に侵入しテレビを見ていたK(18)さんを凶器で脅し何度も性暴行し現金5000ウォンを奪って逃げた容疑を受けている。
議政府/パク・ギョンマン記者 mania@hani.co.kr
原文: 訳J.S