原文入力:2011/09/30 18:07(1381字)
オム・ジウォン記者
正常利用は不透明…国政監査で集中乱打
‘三光ふわふわ島’がふわふわと流されるかも
←7月11日午後、ソウル潜水橋下の漢江水辺でソウル市関係者たちが梅雨で増えた水に三光ふわふわ島が流されることを防ぐために設置したスチールワイヤを点検している。 キム・ポンギュ記者 bong9@hani.co.kr
オ・セフン前ソウル市長の重要事業であった‘漢江ルネサンス’の象徴物 ソウル盤浦漢江公園の三光ふわふわ島が施行会社と運営会社の葛藤で宙にふわふわ浮かび上がった中で、国会国政監査でも俎上に上がった。去る5月、展望空間など三光ふわふわ島の一部だけを開放したソウル市は9月30日から市民に全面開放すると明らかにしたが、現在いつから正常利用できるか不透明な状況だ。
30日、国会国土海洋委員会の国土海洋部監査でキム・ジンエ民主党議員は去る6月監査院のソウル市監査の結果内容に言及し「ソウル市が三光ふわふわ島民間事業者から総事業費の10%にあたる履行保証金97億ウォン余りを受け取らずに下部基礎浚渫工事費11億ウォン余りを代わりに負担するなど事業者に総額124億ウォン規模の財政的特典を乱発した」と指摘し「三光ふわふわ島は特典ふわふわ島」と批判した。
同党のイ・チャニョル議員も三光ふわふわ島に130億ウォンを投資したソウル市傘下機関であるSH公社が事業性に対する検討もせずに「市長指示事項通知」という内容を含む公文書だけで事業参加を決めたとし「オ前市長が事業性の検討もせずに単に展示性ショーのために一方的に事業を推進したためにSH公社とソウル市が不良まみれに転落した」と主張した。
三光ふわふわ島の事業者は民間資本コンソーシアムの‘フローソム’で、コンソーシアムの持分は暁星グループが57.3%、SH公社が29%、暁星グループの系列会社であるチヌン企業が4.5%を持っている。事業施行者は25年間にわたり施設を運営しながら投資額と収益を回収した後、市に寄付進呈することにした。
当初9月30日に全面開場する予定だった三光ふわふわ島は現在、施行社であるフローソムと運営会社のCR101との葛藤で12月30日まで開場を延期した状態だ。フローソムに100億ウォン余りの賃貸保証金を納付しなければならないCR101側が35億ウォンだけ出して三光ふわふわ島と陸地間の連結橋の安全性を指摘し残金を払わないためフローソムが一方的に委託契約を解約したためだ。
ソウル市は去る5月、三光ふわふわ島を一部開場し「3重安全係留システムを構築するなど計画樹立段階から安全と環境問題も徹底的に準備した」と明らかにしたが、去る7月の集中豪雨の後、橋連結部位の中間が広がるなど連結橋の安全性論難が提起された。CR101は契約解約の無効を主張し連結橋の安全性を全面再検討すれば営業を行うことができるという立場だとし、今後も三光ふわふわ島の運命は不透明な状況だ。
オム・ジウォン記者 umkija@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/498760.html 訳J.S