原文入力:2011/09/29 17:48(1296字)
済州、西帰浦市(ソギポシ)、大静邑(テジョンウプ)一帯に造成中の済州英語教育都市内 国際学校入学生らの相当数がソウルのいわゆる江南3区(江南・瑞草(ソチョ)・松坡(ソンパ))と京畿果川市(クァチョンシ)、城南市(ソンナムシ)、盆唐区(プンダング)出身であることがわかった。また、国際学校の年間授業料は最高の私立大の1年分の授業料平均額の3.6倍に達すると分析された。
国会教育科学技術委員会所属の民主党キム・ユジョン議員が済州道教育庁から提出させ公開した資料によれば、私立学校として去る26日に開校した‘NLCS済州’は入学生435人の内、内国人が411人であり、この内 半分を越える51.4%にあたる211人がソウル出身であることがわかった。
特にソウルの江南・瑞草・松坡区などいわゆる‘江南3区'出身学生は161人で、内国人学生の39.1%、京畿の富裕地域に分類される果川市と城南市、盆唐区出身学生は45人で内国人全体の11%を占める。 学生10人の内4人程度が江南出身学生であるわけだ。
これに先立ち去る19日に開校した公立学校である韓国国際学校(KIS)は入学生369人の内、内国人学生が364人で、江南3区出身44人と京畿果川市と城南市、盆唐区出身21人など65人でこれら地域の入学生が18.5%であった。
また、授業料と寮費などを含めだ学費はNLCSが小学生の場合、年平均授業料2325万ウォン、中学校課程は2435万ウォン、高等学校課程は2767万ウォンだ。ここに小学生1328万ウォン、中・高校生1439万ウォンの寮費を合わせれば学費だけで年間最高4200万ウォンに達する。
韓国国際学校も年平均授業料が1666万~1766万ウォン、寮費1200万ウォンなどで年間学費が2866万~2966万ウォンに至っている。
あわせてNLCSの場合、入学生数が定員1508人の56%に過ぎず学生数不足により予想される財政赤字額86億2100万ウォン余りは学校を設立した国土海洋部傘下済州国際自由都市開発センターが補填することになっているとキム議員は明らかにした。
キム議員は「韓国国際学校の場合、4年制私立大1年間の授業料平均額の768万ウォンの2.2倍、NLCSは最大3.6倍に至っており裕福な家庭の子供でなければ入ることはできない貴族学校であることが明らかになった」 として 「公立学校の韓国国際学校の場合には社会的配慮対象者に対する選考さえない」と指摘した。
キム議員はまた「NLCSの場合、入学定員により赤字が発生する場合、毎年財政赤字を補填することは望ましくない」として「対策作りが必要だ」と明らかにした。 ホ・ホジュン記者 hojoon@hani.co.kr
原文: 訳J.S