原文入力:2011/09/29 10:52(979字)
←ナ・ギョンウォン ハンナラ党ソウル市長候補が26日、ある重症障害者施設で障害者子供を入浴させている。照明セットは重症障害者施設側が広報用写真を撮影するために設置したのだ。動画キャプチャー
ナ・ギョンウォン(羅卿*:*は王へんに援のつくり)ハンナラ党ソウル市長候補は29日、青少年障害者裸入浴事件は人権侵害であるとの指摘に対して、「これ以上言及したくない」として謝罪を拒否した。
羅候補はこの日、平和放送ラジオ番組「開かれた世界 今日! イサントです」に出演して、「その日、奉仕活動をしに行った。そのことについて、これ以上申し上げたくない」として「私は障害者人権の部分において、誰よりも熱心に考えてきたし、活動してきたと申し上げたい」と話した。
映画「るつぼ」が社会問題になっているという司会者の指摘に羅候補は、「私はこういう障害者の人権侵害に関して何度も指摘してきたし、障害者という状況を利用したこうした強制わいせつや性暴行に関する法を制定しなければなければならないと、共同発言したこともある」として「それで、こういうことが、今やっと社会的な問題になったということで、遅かったと考える」と付け加えた。
しかし、インターネットユーザーはハンナラ党が率先して、いわゆる「るつぼ防止法」を無にした事実を思い出して、ハンナラ党を批判している。盧武鉉政権期の2007年8月、政府は社会福祉法人理事会の閉鎖的運営を改善しようと、理事の4分の1以上を公益理事に割り当てるようにする内容を骨子とした社会福祉事業法改正案を提出したが、ハンナラ党と一部宗教団体の反対で失敗に終わった。
ツイッター利用者(@doax)は「映画「るつぼ(トガニ)」事態が繰り返される理由。ハンナラ党が『社会福祉事業法改正』に反対したため」としながら「考えてみれば、セクハラ専門党がセクハラを防ごうとする努力をするはずなどないです。ナ・ギョンウォンは障害者選挙利用専門家」と非難した。
羅候補は自衛隊50周年記念行事出席の論議についても、「これ以上、対応しないことにした」と、返事を回避したことがある。
デジタルニュース部
原文:https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/498505.html 訳 M.S