本文に移動

仁川(インチョン)、松島(ソンド)遊園地 歴史の裏舞台へ…

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/494162.html

原文入力:2011/08/30 21:52(871字)
キム・ヨンファン記者


 日帝強制占領期間から首都圏の代表的休息空間として名を知られた仁川、松島遊園地が経営悪化で閉鎖された後、リモデリングを経て4年後に都心型観光団地として再誕生する予定だ。

 仁川観光公社は来月1日、松島遊園地を閉場し基盤施設工事の準備を始めると30日明らかにした。仁川市は最近、松島遊園地一帯に大型宿泊・商業・休養施設などを作る‘松島観光団地開発計画’を確定した。今年から2018年まで1兆4500億ウォンを投じ松島遊園地一帯に大規模都心型観光団地を作るという内容だ。先導事業として2014年までに3000億ウォンをかけ松島遊園地をリモデリングする計画だ。


  "海水浴場の水より人が多い" と言われる程に首都圏住民たちの休息空間として脚光を浴びた仁川、松島遊園地は日帝強制占領期間の1939年に開場した松島海水浴場から出発した。人波が集まると仁川近海のムイ島などから砂を持ってきて人工砂浜を作るなど施設を拡張したりもした松島海水浴場は、1963年 海水浴場、ボート場、ソリ場、プールなどを備えた四季型総合休養地として作られ松島遊園地に名前が変わった。


 国内唯一の水門開閉式人工海水浴場である松島遊園地は、1970年 全国で最初の遊園地施設に指定されたが、40余年間にわたり投資がほとんどなされず観光地としての競争力を失い、累積赤字は現在まで170億ウォンに達するなど経営上の困難をきたしていた。


 仁川観光公社は秋夕(チュソク)前まで昼間の時間帯に限り松島遊園地を無料開放した後に完全閉鎖する計画だ。仁川観光公社関係者は「松島遊園地をリモデリングしより良い休息空間にする計画」と話した。


キム・ヨンファン記者 ywkim@hani.co.kr

原文: 訳J.S