原文入力:2011/08/30 08:24(1058字)
イ・ユジン記者
民主労総 女性委 アンケート
‘雇用不安をタネに’非正規職 被害 多い
非正規職女性労働者が正規職よりさらに露骨なセクハラ被害にあっていることが明らかになった。
民主労総女性委員会と公益弁護士グループ共感は去る2月から8月まで民主労総所属女性組合員1652人を対象にアンケート調査した結果を盛り込んだ‘女性労働者職場内セクハラ実態調査および代案研究’報告書を29日発表した。
報告書によれば、最近2年間にセクハラ被害にあったという応答が全体の39.4%と集計され、被害者が被ったセクハラ種類は平均3.24ヶであった。特に非正規職は正規職より一層直接的なセクハラに露出していることが明らかになった。正規職が2年間に経験したセクハラの種類は平均3.11ヶだったが、非正規職では3.76ヶであった。社内下請・派遣などの間接雇用女性労働者は4.02ヶでこれよりさらに多かった。身分が不安定な労働者であるほど多様なセクハラに苦しめられていることを示している。
セクハラ類型別に見ても、非正規職がさらに露骨なセクハラを体験していることが明らかになった。‘隠密な場所で誘惑’というセクハラ経験は正規職が0.6%にとどまった反面、非正規職では3.4%であった。‘望まない出会い提案’も正規職は2.2%に留まったが、非正規職では6.8%に達した。‘尻・胸など身体特定部位凝視による侮辱感’を感じたケースも正規職は8.3%、非正規職は13.6%であった。‘淫らな文、画像、電話’による被害は正規職が6.6%、非正規職は10.1%であった。
セクハラを‘利益型’と‘不利益型’に分けた時、‘不利益’(ケチをつけること、決済を遅らせること、人格冒とく、悪意的うわさ)を代価にしたセクハラ(18.2%)が‘利益’(昇進、契約更新など)を代価にしたセクハラ(12.8%)より多かった。‘不利益型セクハラ’被害者は正規職(16.4%)より非正規職(27.8%)比率がはるかに高かった。‘利益型セクハラ’も正規職(10.2%)より非正規職(26.1%)が多かった。民主労総は30日午後2時、民主労総大会議室で調査結果を発表し代案用意のための討論会を開く。
イ・ユジン記者 frog@hani.co.kr
原文: 訳J.S