原文入力:2011/08/11 20:55(868字)
パク・ビョンス記者、イ・ジョンエ記者
軍 "着弾地点も確認" 批判
米、北 非難の代わりに自制要求
北韓が11日、前日 西海での砲射撃はなく南側が発破作業を誤解したものだと明らかにした。
国防部関係者はこの日 "北韓軍が今日午前8時40分頃、南北軍事実務会談北側団長名義で電話通知文を送りこのように主張した」と話した。北韓が前日の砲射撃に対して速かに釈明に出たことは状況をこれ以上悪化させたくないという意思表示と解説される。
北韓は電話通知文で今回の事件が 「対話の雰囲気を破壊し 悪化した南北関係を維持しようとする南側の故意的な産物」とし「朝鮮人民軍板門店(パンムンジョム)代表部名義で乙支フリーダム ガーディアン(UFG)演習の中止を要求する公開書簡を送ったにもかかわらず緊張を作る目的で今回の事件をねつ造した」と主張した。
これに先立ち、この日午前 北韓の<朝鮮中央通信>は南北軍事実務会談北側団長を引用して「10日 西海5ヶ島と近い黄海南道(ファンヘナムド)一帯で人民生活向上を目標に対象物建設が本格的に推進され、それにともなう正常な発破作業が行われた」と伝えた。
合同参謀本部関係者はこれに対して「事実と異なる一方的主張」としつつ「当時、爆音が北韓 龍媒島(ヨンメド)近隣から聞こえたという哨兵の報告があり、観測装備によっても着弾地点が確認された」と話した。
米国国務部はこれと関連して、北韓に対する直接的な非難の代わりに自制を要求した。ビクトリア ヌーランド国務部スポークスマンは10日(現地時間)定例ブリーフィングで「もう済んだことと理解している」として「私たちは北韓が自制することを促す」と明らかにした。
パク・ビョンス先任記者、イ・ジョンエ記者 suh@hani.co.kr
原文: 訳J.S