原文入力:2011/06/27 09:25(660字)
キム・グァンス記者
労組員が拒否すれば警察力投入
労組、27日に立場を明らかにする計画
釜山地方裁判所は退去および立入禁止などの仮処分決定を拒否し、韓進重工業影島造船所で長期籠城中の労組員200人余りを退去させるため、27日午後2時頃、300人余りの執行官らを影島造船所に送り込む予定だと26日 明らかにした。
裁判所はまた、労組員が退去を拒否し執行官らに暴行すれば、警察力を投じ主導者らを逮捕し外部の人の出入りを阻むよう警察に要請した。これに伴い、警察は影島造船所の外に待機し暴力事態が起きれば直ちに労組員らを強制連行する方針だ。だが、裁判所と警察は高さ35mの船舶クレーンで170余日にわたり籠城中の民主労総釜山本部指導委員は強制連行しない方針だ。ややもすれば人命被害などの不祥事が起きかねないためだ。
労使は裁判所の強制執行過程で起きうる万一の事態を防ぐため24日から26日まで交渉を行ったが、整理解雇撤回など一部争点事案の異見を狭めることはできなかった。労組は27日午前10時に記者会見を行い労組の立場を明らかにする計画だ。もし労使が共生のためにこの日午前に劇的合意に至れば裁判所の強制退去執行と警察力投入は撤回されるものと見られる。 釜山/キム・グァンス記者 kskim@hani.co.kr
原文: 訳J.S