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キム・クァンジン長官発言にツイッター "部下を公開的に侮辱"

原文入力:2011/06/22 11:31(1031字)
キム・ドヒョン記者

"訓練不足、集中力不足、精神的弛緩" 発言は‘責任転嫁’

"‘先処置 後報告’しろと指示したことは忘れられたようですね" 等 冷笑的反応

←キム・クァンジン国防部長官

 "‘先処置 後報告’しろと指示したことは忘れられたようですね。哨兵は命令どおりにしただけなのに、何か足りずに弛緩したのは長官様ではないでしょうか? " (ツイッター利用者@syh24)
キム・クァンジン国防長官が21日、自身のツイッターを通じて海兵隊哨兵の民間航空機誤認銃撃事故について「どう考えても訓練不足、集中力不足、精神的弛緩としか思えない」と謝ったことに対し、ツイッターとインターネット空間では‘責任転嫁’という冷笑的反応があふれている。

 キム長官の謝罪発言は「民間航空機に銃を撃つ海兵隊をちょっと叱って下さい」というあるツイッター利用者の問題提起に対し答える過程から出たという点を勘案するとしても、謝罪形式も軍責任者としてはあまりに軽い身の振り方という指摘が出ている。

特に海兵隊哨兵らの誤認射撃が北韓の挑発兆候に対し軍幹部と将兵に‘先処置 後報告’を強調し積極的に対処しろとのキム長官の訓示にともなう側面があるという点で、キム長官の発言は不適切だという反応が多い。

 合同参謀本部関係者も去る20日、公式ブリーフィングで誤認射撃に対し「先処置 概念に従い、個人火器であるK-2小銃で直ちに警告射撃を実施したこと」とし、哨兵の措置が正当だったことを強調した経緯がある。

ツイッター利用者チョ・チャンホ氏は「どうせなら海兵隊司令官を呼んで叱責をするべきだろう。公開的に部下を侮辱するんですね」と皮肉った。

国防部はキム長官のツイッター発言がむしろ逆風を起こすやすぐに「一個人(哨兵)に対する叱責ではなく、今回の事件に対して全般的にシステムを補完しなければならないという趣旨で明らかにしたこと」と鎮火に出た。

 国防部と合同参謀は今回のような事件が再発しないよう、該当部隊に正確な経緯を把握する一方で再発防止対策を準備中だ。

キム・ドヒョン先任記者/ツイッター@aip209

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/483928.html 訳J.S