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おにぎり包んで裏山へ疎開? あきれた6・25体験活動

原文入力:2011/06/17 21:21(810字)
チェ・サンウォン記者

慶南、昌原のある小学校が6・25戦争記念体験活動をするとし、全校生におにぎりを準備し学校の裏山へ疎開する体験をさせることにし一部父母らの反発をかっている。
昌原○小学校は去る16日、父母らに家庭通信文を送り、全校生を対象に18日 正規授業の代わりに6・25戦争61周年記念‘国を愛する戦場体験活動’をすると知らせた。

全校生は18日朝9時から30分間、教室で6・25戦争に参戦した勇士の動画を視聴した後、学校の裏山へ‘戦場体験登山’をすることになる。高学年は山頂まで登り、低学年は中腹まで行く予定だ。この日生徒たちはおにぎりを準備し山で食べる。

1年生の子供を持つある父母は 「情けなくて、子供を学校に行かせずに家で裁量学習をさせると担任教師に知らせた」とし「戦争が起きれば裏山へ疎開しておにぎりを食べる苦労をしなければならないといった安保教育をしようとする学校当局の安保意識が疑わしい」と話した。

5学年の児童の父母は「南北分断状況と6・25戦争の原因などを正しく理解できない小学生におにぎり、疎開などの体験を通じて戦争教育を受けさせることは誤り」として「子供が勉強しないで学校の裏山に遊びに行き、おにぎりを食べて来ると言って浮き立っている姿を見るとより一層そんな気がする」と話した。

これに対して○小学校校長は「漠然とではあるが児童たちに6・25戦争当時の困難を体験してみて自ら何かを感じさせるために戦場体験を企画した」として「企画段階で教師たちに意見を聞いたが反対する人はいなかった」と話した。 昌原/チェ・サンウォン記者 csw@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/483295.html 訳J.S