本文に移動

"1人示威を社会的芸術パフォーマンスに"

原文入力:2011/06/14 22:34(1032字)
ソンチェ・ギョンファ記者

芸術家が‘1人示威ドットコム’出帆
主題・場所を上げればデザイン支援

←公共美術画家のイム・オクサン(イム・オクサン美術研究所代表・中央)氏が14日昼 ソウル、光化門広場の李舜臣銅像前でヤン・ウンジュ(左側)氏、イ・チャンヒョン教授とともに脱原発社会のための‘社会的芸術パフォーマンス’を行っている。イ・ジョングン記者 root2@hani.co.kr

14日昼12時、ソウル、光化門広場の李舜臣銅像前。スチロフォームがぎっしり詰まった透明なアクリル製の箱の中でヤン・ウンジュ(32・ソウル大学校美術大学院博士課程修了)氏がもがきながら叫んだ。

「私は核のない社会で子供を育てたい。子供に核のない社会を!」続いて公共美術画家のイム・オクサン代表(イム・オクサン美術研究所)がアクリルの箱に入り「核は死だ!」を、イ・チャンヒョン国民大学校マスコミ情報学部教授が「核安全神話を書き写している支配マスコミは反省せよ!」を叫んだ。脱原発社会のためのリレー1人示威の様子だ。ヤン氏は「スチロフォームが入ったアクリルの箱は核廃棄物に囲まれた世界を象徴している」と説明した。
最近、市民政治運動が活発に展開されているなかで、1人示威を社会的芸術パフォーマンスにしようと考える社会的企業家‘1人示威 ドットコム(.com)’が14日にスタートした。ヤン氏とイム代表、イ教授が共同代表を受け持っている1人示威 ドットコムは市民の自由な社会的参加のために望む人は誰でも1人示威ができるよう支援する役割を果たす。市民が1人示威の主題と場所などを1人示威 ドットコム ホームページ(http://1인시위.com)やフェイスブック、ツイッター等を通じて上げれば、ヤン氏らがこれを社会的芸術パフォーマンスとしてデザインし、1人示威を実行できるよう助ける方式だ。この日初めて開かれた脱原発1人示威は環境運動連合の依頼で企画された。

イ教授は「芸術的に昇華された1人示威を通じて、今後一般市民が直接社会的イシューを作っていく役割を果たすことを期待する」 と話した。 ソンチェ・ギョンファ記者 khsong@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/482798.html 訳J.S