本文に移動

韓進重工、‘解雇反対’ストライキ籠城場に用役投入

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/482218.html

原文入力:2011/06/10 20:20(1800字)
キム・ドヒョン記者

‘希望バス’阻むために用役・職員など500人余り配置
労組員4人負傷…希望バス行事 予定通り推進

整理解雇を巡り昨年12月20日以後、労組のストライキ籠城が173日間 続いている釜山韓進重工業 影島造船所で10日午後、労使間に物理的衝突が発生し労組員4名が負傷するなど対峙状態が続いている。
韓進重工業労働組合の話を総合すれば会社側は11日、各界各層が参加する希望バス連帯行事を阻むために10日午後4時頃から用役と職員など500人余りを籠城場出入り口前3ヶ所に配置した後、5時30分頃から出入り口を封じ込める過程でこれを阻止しようとする労組員100人余りと衝突し4名が負傷した。

午後7時30分現在。使用側の用役と職員は正門前に集まり外部の人の出入りを止めたまま労組員らと対立中だ。韓進重工業から解雇されたキム・ジンスク氏は去る1月6日、整理解雇撤回を要求し高さ35mの85号クレーンに上がった後、157日目の高空籠城を行っている。

これに対してソン・ギョンドン詩人は先月19日 「国際金融事態以後の数百万の正規職らの整理解雇と非正規職化という残酷な時代と決別し、新しい時代に向かっていく希望のバスを籠城場に送ろう」と提案した後、市民社会では関心が高まり11日1000人を乗せた‘希望のバス’行事が影島造船所などの地で開かれる予定だった。

しかし会社側は労組に公文書を送り‘希望バス行事’不許可方針を通知したと韓進重工業労組は明らかにした。 チェ・ウヨン韓進重工業事務長は「使用側は職場閉鎖された工場に外部勢力を押し込むことはできないとし、東門と西門、正門をバリケードで塞ぐと通知してきた」と明らかにした。

希望バス ネットワークは行事に先立ち「韓進重工業の整理解雇は単に韓進だけの問題ではない」としつつ「社会的共感を土台に11日‘整理解雇のない世の中、非正規職のいない世の中のための希望のバス’に乗り、全国から多様な市民が韓進重工業を訪ねるだろう」と開催の背景を伝えた。

使用側の封鎖方針にも関わらず希望バス行事は予定通りに推進されると発表された。希望バスはソウルと順天、全州、水原など全国各地から出発する。ソウルは11日午後6時30分、ソウル市庁前才能教育非正規職籠城場、全州 午後6時30分全州コンソン運動場正門、順天 午後8時 朝銀プラザ前、水原 午後6時 華城博物館前、平沢 午後6時 平沢駅などから各々出発する。

ムン・ジョンヒョン神父と平和の風は12日朝、連帯の飯車を運用し、チャントゥ ドットコムは11日夕方、連帯の夜のために酒を寄贈する。‘カルビ連帯’は11日連帯の夜に食べる‘スユク’を提供することにした。文化芸術家は公演広場、現場写真館、カリカチュア描き、希望の造形物作り、希望の花貼りなどを現場で即席進行する。

キム・ジンスク指導委員の第7回パク・ジョンチョル人権賞受賞に対する賞牌伝達式も開かれる。12日午前には俳優キム・ヨジン氏と法輪僧侶間の即席問答の時間も用意される。
希望バス参加者は11日夜11時、釜山大橋に集結し85号クレーンまでロウソクのあかり行進を行う。ロウソクのあかり行進の最前列にはムン・ジョンヒョン神父とペク・キワン先生が参加する予定だ。飯心連帯で韓進重工業ストライキに連帯してきた釜山地域市民社会団体と韓進重工業支会組合員が彼らを迎える。

ネットワークはこの日、ムン・ジョンヒョン神父と平和の風をはじめとするパク・チャンス烈士、パク・ジョンチョル烈士の父親、法輪僧侶、俳優キム・ヨジンと遊び人先輩たち、歌手パク・ヘギョンとレモンツリー、小説家コン・ソンオク、ソン・ギョンドン、キム・ソンウ、シム・ポソン詩人、ウ・ヒジョン ソウル大教授、イ・スホ前民主労総委員長、パク・ネグン前人権運動サランバン代表、双龍車・バレオ空調コリア・才能教育・コルト-コルテク解雇労働者など1000人余りが参加する予定だと明らかにした。

キム・ドヒョン先任記者/ツイッター@aip209

原文: 訳J.S