原文入力:2011/06/06 22:49(1177字)
ソンチェ・ギョンファ記者、イム・ジソン記者、パク・テウ記者
ろうそく集会 参加者 多様な年齢帯へ拡散
半額授業料実現を要求するろうそく集会の熱気が大学生を越え多様な年齢層に広がっている。
実際、ソウル、光化門一帯のろうそく集会現場には20代だけでなく10代から60代まで多様な年齢帯の学生と市民が集まっている。重要な点はこれらの人々がもはや大学生のための‘応援軍’ではなく授業料問題の‘当事者’として集会に参加しているという事実だ。
去る2日夜10時頃、半額授業料ろうそく集会に参加したイ・某(18・培花女子高3)さんは「ツイッターで授業料ろうそく集会の消息を聞いて参加した」として「来年、大学に入学すれば授業料のために1学期だけ通って休学しなければならない状態なので他人事ではない」と話した。彼女と一緒に来たパク・某(18・培花女子高3)さんも 「いとこの姉さんが授業料を払うために貸出を受け、借金を返すためにアルバイトをして勉強も十分できない」として「そのために非正規職問題も起きるのではないか」と問い直した。
イ・ジェギョ(47・会社員)氏は「高等学校2・3学年の子供がいるので、授業料は将来の自分の問題」として「授業料問題は最近話題になっている普遍的福祉問題ともあいまってロウソクのあかりを持ち街頭に出た」と話した。去る4月から一貫して授業料集会に参加してきたイ・ミンホ(42・日雇い労働者)氏は「授業料問題はすでに学生だけでなく全社会的問題なのに、人々がこれを変えることには関心がない」と指摘した。
多様な年齢帯の有名人たちも授業料問題に格別な関心を示している。映画監督ヨ・キュンドン(53)氏は自身のツイッターに 「大学授業料のために両親であることを放棄したい気がすると言う。私も親だが本当に恐ろしい言葉だ。人間の世の中ではない。狂った授業料の国…終わらせなければならない」という文を載せた。
一方、6日にも夕方7時ソウル、光化門KT前でろうそく集会が2時間にわたり続いた。この日も多様な年齢帯の学生と市民500人余り(警察推算400人余り)が参加し半額授業料実現を要求した。警察は21ヶ中隊1500人余りの兵力を配置し周辺を徹底的に統制した。警察は集会が終わった後、プラカードを持ち歩道を通って清渓広場方向に移動した30人余りを阻み、学生・市民らと30分以上対峙したが特別な衝突はなかった。
ソンチェ・ギョンファ、イム・ジソン、パク・テウ記者 khsong@hani.co.kr
原文: 訳J.S