原文入力:2011/06/03 19:27(1534字)
ソク・ジンファン記者、キム・ジョンピル記者、パク・ジョンシク記者
パク・チウォン "ほう助でないか" 疑惑提起
パク・ヨンホ会長 拘束翌日に逃避
"インターポール手配要請時点 明らかにすべき"
←パク・チウォン民主党議員(立っている人)が3日午前、国会本会議場でソン・ハクキュ民主党代表(左側)の席に行き話している。パク議員はこの日、南北秘密接触と関連して「録音収録がある」と主張した。後ろ姿はキム・ジンピョ院内代表。 パク・ジョンシク記者 anaki@hani.co.kr
検察が‘釜山貯蓄銀行ロビー疑惑’の核心ロビイストに名指しされたパク・テギュ氏の出国をほう助したのではないかとの疑惑が提起された。民主党貯蓄銀行真相究明調査委員長を受け持っているパク・チウォン議員は3日 「検察がパク氏がロビイストの役割をしたと知っており、パク氏に対して出国禁止をすべきなのにそうはせずパク氏の(カナダ)出国をほう助したのではないかと考える」と話した。
パク議員はその根拠として、パク氏の出国日が事件の核心関係者であるパク・ヨンホ釜山貯蓄銀行会長の拘束令状が請求される一日前という事実を挙げた。最高検察庁中央捜査部は去る3月3日、釜山貯蓄銀行状況管理チームを設置し、3月15日釜山貯蓄銀行系列会社5ヶ所を押収捜索したのに続き、4月11日にはパク・ヨンホ会長の拘束令状を申請した。パク議員は「パク氏がカナダへ逃避した時点が4月12日だった」とし「パク氏が事件の全貌を明らかにするために必要な核心人物なので、誰かが逃避をほう助したり助けた可能性が大きい」と話した。パク会長の拘束令状を申請するにたる調査が進行されたとすれば、検察がパク氏の存在と疑惑などを知らなかったはずがないという主張だ。
パク議員はまた「パク氏はキム・ヤン釜山貯蓄銀行副会長から昨年7月6日と13日の二度にわたりソウル、三成洞オークウッド ホテルそばのコーヒーショップで(金)カバンを受け取り、検察はそのカバンを渡した人を5月初めに参考人として調査をした経緯がある」と話した。
パク議員はこれと共に大企業が釜山貯蓄銀行に大規模投資をするに際しパク氏が深く介入したことと関連して有力政治家介入説を繰り返し主張した。彼は「三星の夢奨学財団とポステックが各々5百億ずつ投資をしたが、起業する人々は大企業の投資を受けるということがどれくらい難しいのか皆知っている」として「パク氏が1000億ウォン投資斡旋の代価として6億を受け取り、また、釜山貯蓄銀行が浦項にある建設会社に貸し出しをさせるのに有力政治家が介入しているという話がある」と話した。続けて「パク氏をはやく捉えなければならないが、検察がいつパク氏をインターポールに手配要請をしたかを公開しなければならない」と付け加えた。
先立ってパク議員は先月30日、民主党議員ワークショップの席でも「パク・テギュ氏が大統領府にいる二人、また政府部署核心要人一人など3人と親しい間柄」と明らかにした。
これに対して最高検察庁関係者は「パク・テギュという人物自体に対して捜査陣が公式に確認したことがないが、彼と関連した残りの話を我々がどうして話せるか」として「捜査中の内容については確認できない」と話した。 ソク・ジンファン、キム・ジョンピル記者 soulfat@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/481190.html 訳J.S